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76. タイガーヘリ (FC)

タイガーヘリ
メーカー:ポニーキャニオン
ジャンル:シューティング
発売日:1986年12月6日






ご覧いただきました通り、ヘリコプタを操縦して敵を撃破していく
シューティングゲームです。やや難易度が高いですが、つまらなくはないですね。
普通に面白かったです。


このゲームにつきましては、小学校5、6年時のクラスメート、ピカソ花水木君
(仮名)に借りて遊びました。1987年の冬ごろですが、筆者がクリスマスプレゼント
で「燃えろ!!プロ野球」を買ってもらった直後でしたので、しばらく「燃えプロ」と
「タイガーヘリ」をメインにして遊んでいました。


ゲームソフトを貸してくれた、ピカソ花水木君に関するトピックスは特段ありませんが、
小学校5年生の秋ごろに、都内のどこかから転校してきました。
当時の筆者の居住地は、公団住宅の建設ラッシュでしたので、転入生が続出。
小学校も生徒数の急増に対応し切れずに、校庭の一角にプレハブ校舎が建てられた
次第。


花水木君は、ドラゴンクエストが好きな子で、プロ野球にはまるで興味がなかった
はずが、ある日、みんなのたまり場と化した駄菓子屋「グロッサリー ヤマムラ」
で我々が「プロ野球チップスカード」集めと交換に興じていると、それに関心を示して
自分でもカード集めに没入したり、筆者の「燃えろ!!プロ野球」熱に感化されたのか、
「燃えプロ」のソフトを買ってみたりということがありました。


彼自身、今で言うところのアスペルガーの傾向が少々あったと思うので、彼なりに皆に
馴染もうという努力だったのだろうと思うと、今更ながら胸が痛むところ大ですね。
というのも、小学校までは何とか付いて行けたが、中学校へ進級したとたん、
周囲との齟齬を来すようになり、やがて不登校へ。のち転校の意味合いも含めて、
別の場所へ引っ越されてしまいました。


さて、今回のゲームを遊んでいた、1987年冬頃における筆者のトピックについては、
まあ、どうせバカだったからロクな事はないな。
一例、二例を挙げると、自宅から歩いて3分くらいのところにあった個人経営の
スーパー「タテバヤシ堂」に、母親がクリスマスケーケを予約していたんですね。
ヤマザキパンでつくっているチョコレートケーケなんですが、あれは、今思い出すに、
スポンジの中に「缶みかん」が入っていて、あんまりおいしくない。しかし、
自宅でチョコレートケーケを食べるのは、筆者しかいなかったので、12月24日から
数日間は、ケーケを全消化するまで、朝食と3時のおやつに供されて参った。


で、ケーキの予約は母がやったが、12月24日に店舗まで引き取りに行くのは
筆者の役目でありまして、たかがケーケの引き取りと侮るなかれ!
あの時代、例えば、スーパマーケット等で「おつかい」なんかやっている姿を
ウッカリ級友に目撃されると、もれなく翌日には、
「お前、きのうどこそこで、シマダヤのゆでうどん買ってただろ?」という
尋問攻撃が待っているのだ。当時の小学生が、得てして話題性が貧困であることを
示唆する貴重な事例だと思うのだが、それはさておいて、とにかくスーパーで
お買い物をしているという行為自体、大変に恥ずかしいお年頃だったのである。


よって、自宅から徒歩3分の「タテバヤシ堂」までケーキを取りに行くのも、
クラスメートその他に見つからないようにするという、スパイ並みの隠密行動が
求められるのであります。
そこでバカな筆者が思いついたのが、自転車で取りに行く事。
自転車で取りに行ったところで、クラスメートその他に目撃される危険性が
皆無になるわけではないのに、「徒歩よりは速いから大丈夫!」という単細胞発想。
そして、自転車で行ったことが大きな悲劇を招くのだが。


店舗到着後、無事にケーキとケーキ購入特典のオマケ
(※注 オマケの詳細:偽物のシャンパン、その他ビンボーくさいお菓子の詰め合わせ)
をゲットして、誰にも見られていない事に気を許したか、なんと筆者は愚かにも、
ケーキの箱を縦にして、自転車のカゴにぶっこんでしまったのだ!


自宅へ持ち帰ったころには、デコレーションとかがグニャグニャ。
原型をとどめないケーキを見て、ガッカリした母親の表情が忘れられませんなー。
筆者なんかは「食えりゃーいいじゃんか!」という発想だが、そんなものは
世間一般では通用しない。
本件を理由に、母親は筆者の将来性に多大なる失望を抱いたようでありますが、
全くその通りになってしまって申し訳ないなーと反省だけしておきます。


ちなみに「タテバヤシ堂」という小さなスーパーは、もうとっくのむかしに
閉店してしまいましたが、商売をしていた頃は、新聞の折り込みチラシを
載せるのではなく、週に3回くらいかなー、お買い得品をテープ放送で案内する
宣伝カーを走らせていました。まあ、ウルサイのなんのって。


♪ テレレーテケテンテン トンチキチキトントン!
(というチンドン屋風の曲が流れて)
「えらっしゃいませー えらっしゃいませ! こちらはタテバヤシ堂の宣伝カー
です。本日のお買い得品を申し上げますと、牛乳158円・・・・・・」と大音量で
流していましたね。しかも日に何回も車を徘徊させるから煩くてしょうがない。
筆者は映画もドラマも全く見ない人なので問題ないですが、映画ドラマの感動的な
場面を見ている最中で、こんな宣伝カーが回ってきたら、興ざめして迷惑
だったろうなーと思いますね。


ということで今回もくだらない話題でした。
以上おしまいです。


(了)