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横浜DeNAベイスターズとレトロゲームの話題中心

                       
                       

2018.6.13 M × DB (2回戦:ZOZOマリン)

千葉ロッテ × 横浜DeNA(2回戦) ZOZOマリンスタジアム 18:15

先発:(M)有吉 (DB)バリオス
スコア:M 6-1 DB


(責任投手)
勝:有吉(2勝1敗)
敗:バリオス(2勝2敗)
S:


(バッテリー)
DB:バリオス、武藤、国吉、砂田ー髙城、嶺井
M:有吉、益田、田中(靖)-田村


(本塁打)
DB:佐野3号(2回:有吉)
M:


(スターティングメンバー)


  【 BayStars 】      【 Marines 】
(右)神里      (中)荻野(貴)
(中)桑原      (遊)藤岡(裕)
(左)楠本      (二)中村
(指)筒香      (指)角中
(三)宮﨑      (左)清田
(一)佐野      (右)加藤
(二)山下      (一)ドミンゲス
(捕)髙城      (三)鈴木
(遊)柴田      (捕)田村


(投)バリオス    (投)有吉



試合の概況

前日の試合同様、中村の適時打で先制をしたロッテは、3回に角中の適時打、5回には
清田の2点適時打で追加点、終盤にも得点を加えて完勝。3連勝で勝率を5割に戻した。
先発の有吉は7回6安打1失点の好投で2勝目。DeNAは3回、佐野のソロ本塁打で挙げた
1点のみに終わり、唯一の得点機であった7回二死満塁を活かせず2連敗。



初回 神里の盗塁死

初回、神里は先頭打者として有吉から中安打を打ちましたが、塁に出てからの走塁に
難点が見られました。ここしばらく、盗塁死が目立ってましたが、今日の試合も
4番・筒香の打席で盗塁を仕掛けて憤死。その前にも牽制で刺されそうな場面もあり、
確かに神里の足は速いのだろうが、走塁技術という点でいささかの不安材料が露呈
した形です。



マリーンズ先発 有吉 優樹 投手

※画像は2018.6.14付 サンケイスポーツWeb版より引用しました。


先発転向が当たりましたね。7回6安打1失点。
ベイスターズ側から見て、チャンスを築けたのは7回表だけ(二死満塁も柴田が遊ゴロで
無得点に終わる)。


有吉のいいところは、ストレートに力があって、右打者左打者関係なく、インコースの
際どいコースにしっかりと投げ込めるところですね。その上、カーブ、スライダー、
フォークといった変化球も悪くない。ある程度長いイニングを投げる力も備わっている。


ベイスターズ打線で唯一、有吉の投球にタイミングが合っていたのは、2安打を放った
宮﨑だけでした。筒香はインコースのストレートに詰まらされて、内野ゴロと凡飛二つ。


全体的に制球よく、ストレートも最速で146km出ていて、球速以上にノビがあった
感じ。7回は安打と四球で二死満塁のピンチを招きましたけど、球威が落ちたとか、
ボールが浮いてきたという兆候は見られなかったので、無得点に抑えられても仕方が
ないという印象でした。



ベイスターズ先発 E.バリオス投手

5回 85球 被安打 被本塁打2 奪三振3 与四球1 自責3


まずは、ベイスターズ投手コーチ篠原氏によるこの日のバリオス評
「ボールに力はあるが、全体的に高く感じる。カウントを取りにいくボールに対しても意図をもって投げていくこと。リードを許してはいるが、粘り強く投げていってほしい」​


ストレートに力があり、全体的にボールが高かったのは事実で篠原の指摘通り。
しかし、カウントを取りに行くボールに対しても、意図をもって投げろとは
どういう意味なのか理解できないですね。この篠原という御仁。いつも「意図を持って」
という表現をバカの一つ覚えのように常用しますけど、マウンドにいる投手の状態を
的確に把握して、それを正しい言葉で伝える術を身に付けていないらしい。
それに、投手の正しい在り方みたいな「理想像」という枠を設けて、それを一般論として
当てはめることでしか話さないから、個々の投手の特性を全く無視している点が最大の問題だと思われます。


たとえば今回のバリオス投手の場合は、元来から細かい制球力に乏しい選手であり、
ホークスでリリーフを務めていた際は、力のあるストレートと(厳密に言うと、若干
動く球なのでツーシームかも知れないがストレートで統一する)ナックルカーブを
主体とした投球スタイルだった為、それに沿うならば、緩急を上手く使った投球を
徹底してほしいというコメントでなければダメだと思う。


筆者が考える今回のバリオス評は、ストレートに過去の登板以上の球速、球威が
あった点をまずは評価したいですね。先にも述べた通り、制球に難があるのは
仕方がないし、威力があるストレートが多少ばらける方が打者としても対応し辛い
と思う。ただそれにも増して、初回は高めのゾーンに浮きがちでした。中村奨吾の
適時打は初球の真っ直ぐが高めに入り、藤岡(裕)や清田は凡打に打ち取りましたけど、
チェンジアップが甘かった。


本来、バリオスの得意球と思われるナックルカーブを投げる割合が低かったのは
頂けませんね。確かに甘い球になると長打を食いやすいデメリットはあるが、
ストレートを厳しいコースへ投げ分けられる制球力がないだけに、チェンジアップの
他に、もう一段回遅い球を交えて緩急をつけてやらないと勝負にならないと思う。
5回裏の投球が特に顕著で、このイニングは両軍1度ずつのリプリー検証があって、
投球を待たされる時間が出来てしまった点は不運でしたけど、先頭の田村を打ち取った
際はカーブを2球投げてうまくいっているのに、それ以降の打者に対しては、ストレート
とチェンジアップのみの投球に堕してしまったのが失点という形につながりました。
二死満塁からの清田の2点適時打は、1-2からチェンジアップを読まれた上で打たれて
います。その点も含めて、バッテリー間の配球に問題があったとしか言いようがありま
せん。


(了)