マルハ大洋スポーツ

                       
                       

153. 超人ウルトラベースボール (FC)

超人ウルトラベースボール
メーカー:カルチャーブレーン
ジャンル:野球
発売日:1989年10月27日



ファミ通の懸賞で当てたソフト

このゲームはなんと!「週刊ファミコン通信」の読者プレゼント懸賞で当てました。
厳密に言いますと、別のディスクシステムのソフトに応募して当てたのですが、
後日、当時の版元であった「アスキー」社から、「あなたがご当選されました
ゲームソフトは都合により編集部で用意が出来なくなりましたので、代わりに
御希望の他のゲームソフトに代えさせて頂きたいので、返信はがきに欲しいゲーム
タイトルを記入の上お送りください」という旨の往復はがきが届いたんですね。


従って、野球ゲームに目が無かった筆者は、当時発売されたばかりの「超人ウルトラ
ベースボール」と書いて返信したら、このゲームが普通郵便で届きました。


後にも先にも、筆者が懸賞で当てたのは、今回の1件のみ。
これで人生の運を全て使い果たしたような気がしないでもないですが、まあ、
タダで最新作の野球ゲームが届くのは、大変に喜ばしい事でした。
すぐに飽きたけど。



魔球 秘打

このゲームの特徴は「ミサイル打法」とか「消える魔球」など、漫画の世界のような
超人技が楽しめることですね。ただ筆者は超人モードで遊んだことはありません。
「消える魔球」というと、むかし、イポック社から出ていた「野球盤」をイメージ
しますがね、ファミコンが出回るまでは「野球盤」でも何度か遊んだので、その辺の
話はまた今度の機会に。


落下点で打球が爆発する打法とか



分裂する魔球とか、もう何が何だか分かりませんな。



「超人技」以外はオーソドックスな野球ゲーム

「ULTRA LEAGUE」は超人技のチームだが、普通のセパ12球団も収録。
1989年夏ごろのデータが反映されている模様。ただ近鉄に「リベラ」は入っていないし
ヤクルトには「アイケルバーガー」が存在する。



6球団までエディット(チーム作成)出来るモードもあり。
これは期待できる内容かなと思いましたが、打率、HRなどのパラメータ上限が
厳しくて、実際の選手能力を反映させたデータをつくるのは困難を極めた。
アイデアは良いのだが、痒い所に全然手が届いていない典型。



収録されている球場は6か所
えっぐ=東京ドーム
なにわの=甲子園
あすとろ=架空の宇宙空間球場(全く謎の設定)
みどりの=西武球場(由来はたぶん、みどりの森に~で始まるライオンズ球団歌)
よこすた=横浜スタジアム
しみん=広島市民球場



最大6人まで参加のペナントレースモードもあり。
試合数は5、30、60、130から選択可能。
まあ、一人用で粛々と進めるなら30試合が限界ではある。
日程表その他の雰囲気は「ベストプレープロ野球」をかなり真似している
と思う。



この辺の演出は悪くないと思います。



試合前の画面なんかも「ベストプレープロ野球」に極似



甲子園をモデルにした球場ですけど、あまり似ていないですね。



外野にある「ラッキーゾーン」なんかブロック塀みたいですね。



見た目は「ファミスタ」型の普通な野球ゲームです。



守備シフトを自由に設定できる野球ゲームは他になかったと思います。
ただこれ、ほとんど意味なし。難しい打球が飛んでくるわけでもなし。
強打者がひっぱり打球ばかり打ってくるわけでもなし。



ついでにキワモノ感満載の宇宙球場「あすとろ」も載せておきます。



ファールゾーンが既に宇宙ゾーンであるという



ホームラン打つとこんな感じ。
「無重力」のつもりか、ここで試合を行うと激しい打ち合いになる。


ということで「超人ウルトラベースボール」を取り上げましたが、魔球と秘打、
そして宇宙球場は邪道で論外にしても、それ以外はごく普通の野球ゲームです。
出来としては悪くない。ただ対戦時のコンピュータが強くないので、何試合か
消化していくと、急激に飽きが来ました。筆者は大洋ホエールズで30試合の
ペナントレースを遊んでおしまい。


そして当時、中学2年時のクラスメートだった、朝シャン大王つなっしー君(仮名)
が、野球ゲームを1本持っておきたいというので¥2,000で売りました。
朝シャン大王つなっしー君てえのは、毎朝シャンプーしてくる奴だから朝シャン。
全く野郎としてあるまじき行為であり、今回初登場で次回以降の登場はたぶんないが、
あまり仲良くはなかった。というのも2学期に席替えをした際に、筆者の真後ろに
来たのが朝シャン大王で、最初は露骨に嫌そうな顔をするんだなー、あの絶望的な
顔は忘れられないが、筆者がよく先生に注意ばかりされてたり、くだらないイタズラ
とかしていたから嫌いだっただろうと思う。性格が真逆だったし、朝シャン大王は
勉強が出来た。朝シャン家は新築の戸建てだったし(遊び行ったことない)きっと、
あの時代なら、お父ちゃんは一流企業のサラリマンだったろう。筆者と違って育ちが
いいのだろう。
しかし、席が近くなった関係で、多少は打ち解けて話をするようにもなりましたが、
またしても筆者が原因で「犬猿」とは言わないまでも不仲となってしまった。


その理由はいつだったか、朝シャン大王と学校が終わってから「床屋」に一緒に
行こうという話になった。そして「レストハウス・ピラニア」前で17時待ち合わせ
という約束をしたのだが、筆者のデヂタル式腕時計で17時00分ピッタリになっても
指定場所に来なかったから、一人でサッサと床屋へ向かった。普通だったら、5分
くらいの猶予を見込んでお待ちすることと思うが、筆者は鉄道会社並みの時間大厳守、
しかも、自分の時間軸に当てはめて行動しないと嫌な性質なものですから、こういう
結果になるんでありますな。
翌日、朝シャン大王が「きのうピラニアに来た?」というから「来たけどお前が
来ないから先に行った」と答えたら、まあ、何とも憤激したような表情で
「オレは30分も待ったんだぞ」とか言うから多少は気の毒に思いましたけども、
まあ過ぎたことは仕方がありませんね。


(了)