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2018.6.26 DB × T (8回戦:横浜)

横浜DeNA × 阪神(8回戦) 横浜スタジアム 18:00

先発:(DB)バリオス (T)メッセンジャー
スコア:DB 0-4 T


(責任投手)
勝:メッセンジャー(9勝4敗)
敗:バリオス(2勝4敗)
S:


(バッテリー)
T:メッセンジャー、ドリスー原口、梅野
DB:バリオス、エスコバー、三上、砂田、平田ー嶺井


(本塁打)
T:陽川2号③(7回:エスコバー)
DB:


(スターティングメンバー)


  【 Tigers 】          【 BayStars 】
(二)糸原      (中)神里
(遊)植田      (二)柴田
(左)福留      (右)ソト
(右)糸井      (左)筒香
(一)陽川      (三)宮﨑
(中)中谷      (一)中川(大)
(三)鳥谷      (捕)嶺井
(捕)原口      (投)バリオス
(投)メッセンジャー (遊)大和



試合の概況

中盤まで投手戦の様相を呈したこの試合、均衡を破ったのは阪神。7回表、一死一三塁
から陽川の3点本塁打が飛び出し、9回には再び陽川が左中間を破る適時二塁打で追加点。先発・メッセンジャー、2番手ドリスの零封リレーで勝利を納め、阪神は5連敗で
ストップ。DeNAは初回、4回、5回、8回と4度得点圏に走者を進めるも、あと一本が
出ない展開で得点を奪えず零封負け。



試合の感想

まず好投を続けていた、ベイスターズ先発=バリオス投手の替え時ですけどね。
6回まで無失点、7回表、先頭の植田に初球を中安打された時点でラミレス監督は
バリオスからエスコバーへスイッチ。阪神先発・メッセンジャーから点を奪えない
展開ゆえに、(バリオスの)クイックモーションが大きく植田に走られて得点圏に
ランナーを置かれて失点される危険性を考慮した投手交代だったのでしょう。
その意図は理解できないこともないですが、バリオスが植田に安打を打たれた球は、
ツーシーム系、やや甘かったですけど、高めに浮いた球じゃなかったんでね、まだ
85球でしたし、もう少し投げさせても良かったんじゃないかと思います。


代わったエスコバーが、一死一三塁の場面で、陽川に痛恨の3点本塁打を打たれて
しまいましたが、陽川に対して全てストレート勝負だったのは配球としていかがな
ものか。155-6kmのストレートによる球威でおしていって詰まらせるか三振に
仕留めたかったのでしょうが、ファールで粘られていたし、球数かさむとタイミング
もあってくるでしょうね。確か陽川は、前カードの広島戦で打撃状態が良かったので
はないでしょうか。そういう打者に対しては、やはりチェンジアップかスライダーも
配球に混ぜていかないと、痛い目にあう可能性は高いと思われます。
陽川に3ランを打たれる直前に、一塁へのファールフライを中川(大)が落球して
しまった不運はありますけども、まあ、風もありましたし、エラーはつきものですから、その点については批判しません。


阪神先発のメッセンジャーは、想定通りといいますか、出来は良かった方では
ないでしょうか。ストレートは148とか150を計時する球は数球しかなく、大半が
145-6km程度の球速でしたが、球に力があり、コースを間違えてはいなかったので
今のベイスターズ打線では、攻略するのが難しかったかなという印象です。
4回裏のマウンドでは、宮﨑の三塁ゴロを鳥谷が失策して一死一三塁のピンチを
背負いますが、中川(大)、嶺井を連続三振に打ち取ってピンチを脱するなど、
終始落ち着いたマウンドさばきでした。


あと今日のメッセンジャーは、ストレートと落ちるボール中心、時々スライダーを
交える投球内容で、カーブはほとんど投げていなかったです。
従って、8回裏二死一三塁の場面で迎えた宮﨑は、3-2フルカウントからの勝負球に
カーブを持ってこられて空振り三振を喫しましたが、確かにボール自体は低めに
決まっていい球でしたけど、宮﨑自身もカーブは頭になかったのでしょう。


ということで、苦手メッセンジャーを打ち崩せず、陽川に手痛い一打を見舞われての
完敗としかいいようのない展開でした。ベンチワークの拙さも相まって、少しダメージ
が残りそうな敗戦ですけど、終わったものは仕方がありません。前日の事はサッサと
忘れて、次戦の勝利に全力を尽くして頂きたいと願います。



ベイスターズ先発 E.バリオス投手

※画像は2018.6.26付 サンケイスポーツWeb版より引用しました。


6回0/3 85球 被安打2 被本塁打0 与四球0 奪三振6 自責0(失点1)


前回、イーグルス戦での先発登板の際、制球に安定感が出てきて、左打者のインコースに
いいボールが投げ込めていたので、左打者が多い阪神戦での先発もある程度の期待を持って見守りましたが、想像以上の投球だったと思います。


ストレートは多少甘いボールも散見されましたが、145-6kmの球速ながら球威は
充分で、全体的にボールは低めに集まっていましたし、カウント球でも勝負球でも
2種類の落ちるボール(フォークとシンカー)が特に有効でした。


6回表、原口に中安打を打たれるまでは無安打投球。原口に対しては、スライダーを
3球続けた配球が拙かっただけで、それまで甘いボールはほとんどありませんでした。


バリオスに関しては、先発登板を重ねる度に、投球内容が良くなっているように
見受けられるので、次回の先発も好投を期待したいと思います。


(了)