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179. ファミリーサーキット 91 (FC)

ファミリーサーキット 91
メーカー:ナムコ
ジャンル:レース
発売日:1991年7月21日



12,000回転の咆哮

という、ナムコさんにしては珍しく硬派なキャッチコピーに惹かれまして、
近所のおもちゃ屋「おもちゃショップ・コロコロ」で予約をして発売日にソフトを
入手しました。高校1年の夏休み直前です。ちょうどこの年の夏休みは、母方の実家へ
飛行機に乗って里帰りをしたのですが、羽田で買ったスポーツ紙に、F1ドライバー・
中嶋悟の引退報道が、一面にデカデカと載っていたのが印象深い出来事です。


当時、熱狂的なF1マニアになりつつあった筆者は、出たばかりのスーパーファミコン
に、F1を題材にしたゲームが存在しなかったことも相俟って、今回のソフトの発売を
春先から待ち望んでおりました。



マシンセッティングが本格的 

ゲームモードは6点です。


そのなかでの注目点は、本格的というか、度が過ぎるほどのマニアックな
マシンセッティング項目で、例えば、


エンジンは、レブリミットの設定まで行えます。


タイヤは、前後左右4本の硬さまで自由に選べるんですね。
これ実際に、ゲーム中のマシン走行にどのような影響を与えているのか、
全然分かりませんでした。


さらに、ミッションの項目では、1から6速までの「ギア比」まで
個別に動かせるんですね。ここまで行くと、自動車工学を学んでいないと
理解できない領域ではないですか。
こういうマニアックな仕様は嫌いではないですが、当時、高校生だった
筆者には付いて行けない話です。



メインとなるレースモードは「スプリントレース」


ノービス 4戦
ジャパンカップ 7戦
ワールドGP 16戦


とありますが、ノービスとジャパンは楽勝だが、ワールドGPになると、
敵のマシンの速さが段違いのチートレベルになり、難易度が急上昇。
筆者はマシンのセッティングを試行錯誤しましたが、速いマシンをつくることが
出来ずに勝つことも無理でした。


しかもレース前に、必要な燃料もリッター単位で設定しなければなりません。
このゲームが発売された、1991年は、F1のレギュレーションでは、ピットでの
給油作業は無しで、全周回数を走り切れるだけの燃料をタンクに積んでスタート
するんだけど、例えばフランスのマニクールサーキットだと、全72周を走り切るには、
220リッターをマシンに積むという(チームは亜久里が乗ってたラルースだったと思う。)情報をF1雑誌で仕入れたので、それを参考に決めました。にしても、全てにおいてマニアックすぎる。ある程度の知識を前提にしたゲームは、結構疲れますね。



レース画面は、上方俯瞰型です。操作性その他、レースとしての面白さは
悪くないです。難易度が高いだけで。



ピットに入ると、故障個所が見られますが、その項目数も細かいですね。
ここまで本格的に創りこんだレースゲームは、家庭用ゲーム機に関しては
他にないんじゃないかと思います。


(了)