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読書リスト(2018年10月分)

「蛍の航跡 軍医たちの黙示録」
版元:新潮社(新潮文庫)
著:帚木蓬生
ISBN:978-4-10-128825-3
定価(本体)¥990+税



「日米開戦と情報戦」
版元:講談社(講談社現代新書)
著:森山優
ISBN:978-4-06-288398-6
定価(本体)¥880+税


10月は以上の2点のみでした。「蛍の航跡」は700頁にわたる分厚い本だったことも
あり、読書のペースが落ちました。「日米開戦と情報戦」は太平洋戦争に至った経緯を、
インテリジェンスの解釈から捉えなおした画期的な研究成果を表した本。内容的に難解で
読むのに苦労したが(まだ20ページほど未読部分有り完読ではない)米国や英国が、
日本で交わされた外交文書、政策決定に関わる文書を暗号解読で読み解いた時に、
日本語特有の微妙なニュアンスを誤訳して、誤った認識で文書を理解(誤解)してしまったがために、歴史の歯車が狂ってしまった点は残念なことと思いました。もちろん戦争に
至ったメカニズムは複雑怪奇で、これだけが原因でないのは言うまでもないが、少なくとも、当時の日本政府の要衝に就いていた権力者が全て無能だったから、戦争に移ってしまったとする短絡的発想を除外する為にも、この手の第二次大戦に関わる資料を読み解くことは重要だと思っています。


(了)