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横浜DeNAベイスターズとレトロゲームの話題中心

                       
                       

2018プロ野球・日本シリーズ第5戦 朝日新聞(首都圏版)の紙面

前回に引き続きまして、2018日本シリーズ第5戦、朝日新聞(関東地方版)スポーツ
面の記事画像です。第4戦と同様に、ホークスの動向を伝える紙面はカラー写真、カープの動向を伝える紙面は白黒という体裁になっていました。


勝敗はともかくとして、両軍ともに拮抗した試合展開が続いているようですね。
両球団のファン、プロ野球ファンにとって、内容充実の面白いシリーズでは
ないでしょうか。
それでもなお、筆者が今回の日本シリーズを見られない理由は、応援しているベイスタ
ーズが、この舞台にいないことだけではなく、常日頃、ベイスターズの試合ばかり見て
きた身にとっては、ベイスターズとカープ、ホークスとのあいだにある歴然たる力の差
を見せつけられますから、そういうのを見るのは、かなり辛いものがあります。


とは言っても、きのうは延長10回表カープの攻撃と、丸の2ランはダイジェストで見たので、その辺の話からさせてもらうと、10回のカープは、鈴木誠也が四球、新井の代打で
出てきた、曽根海成が犠打で送って、得点圏にランナーを進めます。ここで勝ち越し点が
欲しかったですね。ホークスのマウンドは、加治屋でしたが、ストレートも落ちる球も
制球がばらついていて、本調子に見えませんでしたが、ランナーを二塁に置いた後は、
しっかりと修正をしてきたのは見事だと思います。リリーフ陣は若干、ホークスに分が
あるかなという印象です。
カープも4-3で逃げ切りたかったところですが、フランスアーの1失点が痛い。
投球回数:2回2/3も少し引っ張り過ぎか。でも今村の状態も今一つだし、フランスアで
行けるところまでという計算だったのでしょう。


丸の2ランは、モイネロの148km、ストレートが甘くなった球。球威は申し分ないが、
セリーグ最強左打者の丸なら、逃さずにスタンドまで持って行きます。
それからホークスの投手陣を見てみると、モイネロにしろ武田にしろ、内角から外角へ
巻いてくる変化球(モイネロはスライダー、武田はカーブだが)をしっかり投げられる
ところがいいですね。最近はナックル系のカーブが主流で、チェンジアプみたいに
縦にストンと落ちる軌道の球が目立ちますけど、武田は本物のカーブを投げる。これね、
いいなーと思うわけです。


それから、新聞記事から気になった点を一つ。 王さんの「人づくり」というテーマで
「タカ番記者」の寄稿ですが、1998年、当時ダイエーホークス監督就任4年目を迎えた
王貞治さんがコーチ陣を前に「俺は勝てるチームをつくれとは言わない。勝ち続ける
チームをつくれ」と述べたそうです。この頃のダイエーは、南海時代から引き続いて
万年Bクラスの常連。優勝なんか夢のまた夢で、シラケた空気も漂ったと思われますが、
王さんの思想のもと、球団関係者はファームの練習環境を整えるなど、育成に力を入れ、
スカウト網の充実を図って、有望な選手を獲得することで、常勝球団への道を歩んで
きました。当時の王監督はじめ、球団スタッフの並々ならぬ苦労があってこそ、今の
ソフトバンクホークスがあるということを忘れてはならない旨が書かれていました。
全くその通りと思います。


昭和の頃、南海ホークスに入れ込んでいた筆者(当ブログ主)としましては、もう一つ、
南海からダイエーに球団譲渡されて、福岡へ移転した1989年。南海時代から引き続き、
チームの指揮を取る事となった故・杉浦忠さん(当時監督)が、福岡に市民球団として
愛着を持ってもらう為、中州にあいさつ回りも頻繁に行ったようです。杉浦さんと言えば
南海のエースとして大活躍された方。ライバル球団だった西鉄ライオンズの牙城だった
福岡では、ある意味「目の敵」同然。相当風当たりも強かったろうと察します。そういう
杉浦さんの苦労も、同じように忘れてはならないことだと思っております。


(了)