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読書リスト(2018年11月分)

「実歴 阿房列車先生」
版元:中央公論新社(中公文庫)
著:平山三郎
ISBN:978-4-12-206639-7
定価(本体)¥1,000+税



「教科書で読む名作 夏の花ほか戦争文学」
版元:筑摩書房(ちくま文庫)
著:原民喜 ほか
ISBN:978-4-480-43413-5
定価(本体)¥740+税



「維新と戦った男 大鳥圭介」
版元:新潮社(新潮文庫)
著:伊東潤
ISBN:978-4-10-126172-0
定価(本体)¥750+税



「『天皇機関説』事件」
版元:集英社(集英社新書)
著:山崎雅弘
ISBN:978-4-08-720878-8
定価(本体)¥760+税


今月は以上の4点でした。ハズレはありません。どの本も興味深く読めました。
「維新と戦った男 大鳥圭介」は、非常に面白かったですね。伊東潤氏の歴史小説を
読むのは初めてでしたが、難しい表現もほとんどなく、スラスラ読めました。
ただし、あの時代だから仕方がないとはいえ、どこまでも戦に明け暮れた武士階級の
連中には、共感できない。新政府側も旧幕府側も。箱館の五稜郭まで落ち延びて、
負け戦と知りながら、最後まで抵抗した旧幕府軍の根底にあったのは、「徳川に対する
恩義」であり、薩長に一泡吹かせたいというメンツだけだったのではないか、と言う気が
します。あまり触れられないけど、明治維新後の戦いで、多くの農村が焼かれたり、
農民や平民が巻き込まれて犠牲になった点を、無視してはならないと思います。


「天皇機関説事件」は、これから法律を学ぶ若い人たちには、是非読んでほしい書籍
です。憲法って何のためにあるの?という素朴な疑問から、立憲主義の重要性についても、平易な文章で書かれています。


(了)