マルハ大洋スポーツ

横浜DeNAベイスターズとレトロゲームの話題中心

                       
                       

坂本竜馬 維新開国 (PS)

坂本竜馬 維新開国
機種:プレイステーション
メーカー:KID
ジャンル:歴史シミュレーション
発売日:1997年12月11日


PS1のゲームソフト(レースゲー中心)を中古(格安なものに限る)で入手し、当ブログで紹介していく企画特集、題して「ケチケチ・レトロゲーセットPS編」。今回は1997年12月にKIDから発売された「坂本竜馬 維新開国」の紹介です。
ソフトの方は、先日、アマゾンのマケプレにて中古360円(送料込)で入手。
ゲーム発売当時、司馬遼太郎の小説をよく読んでいた事もあり、欲しいソフトではあり
ましたが、金銭的な都合でスルー。



まずは、プレヤーが操作する主人公を、幕末の要人(総勢約500名)から選択します。


筆者は川路聖謨を選びました。
幕府の勘定奉行として、1854年の「日露和親条約」を締結するにあたっての全権を
任された人です。ロシア側の全権、プチャーチンと対等に渡り合った交渉力に優れており、人間性も含めて、ロシアの要人たちに一目置かれた存在だった旨が、吉村昭の小説
「落日の宴」に描かれています。それを読んで川路に興味を持った次第です。


本来ならば、維新の立役者である西郷隆盛や、志半ば、刺客に襲われ非業の死を遂げた
坂本龍馬あたりを選択してゲームを進めるのが筋であろうし、それを想定したゲーム
内容だと思われますが、筆者(当ブログ主)自身が、明治維新というものを否定的に
捉えているので、西郷とか選択するのは抵抗があります。坂本も具体的に幕末の動乱期に
何がやりたかったかの明確な指針が見えてきませんし。


スタートは、川路聖謨のぼやきから始まります。1853年4月から進行していく形ですが、
直後に「黒船来航」のイベントがあります。当時の川路は、幕府の勘定奉行だから、
かなり偉い立場だと思うんだけど、当ゲーム中では一介の志士という設定。
しかも最初は「京都」にいるという謎仕様。
外交官としてロシアと渡り合って、条約締結に漕ぎつけるというイベントは存在しない。


ゲームの目的は、自分と同じ思想を持った(あるいは反目する思想を持ったでもいいのだが)志士と「面談・説得」し、自分の仲間を増やして知名度を上げて、さらに要職についている武士や、藩主などに働きかけることで支持を増やして、全国を同一の政治思想で
平定させること、でいいと思う。歴史が苦手なので正しい用語・用法とは程遠い説明に
なりましたが、なんとなくの意味は掴んで頂けると思う。



基本的には街中をウロウロしている武士を捕まえて、説得を試みて、成功すれば
仲間になってくれるの繰り返し。自分のグループを大きくしていく事が最初の目標。


説得は時間内に、左下の8つの項目を駆使して行う。時間切れ、あるいは、相手の
「堪忍袋」が切れたら面談は終了。
面談時に示されるメッセージは、キャラクターによって変わらず、定型文になって
いるからその点ではつまらないし、単なる作業になってしまうのが辛いところだが、
ゲームソフトの容量限界を考えたらやむを得ないと思う。


二宮尊徳も出てくる。説得に成功したが、仲間にはならなかった。


町中を歩いてると、町人や旅人、老人、脱藩者などが話しかけてくるが、その内容は
他愛のないもので、ゲーム進行には何ら影響はない(と思われる)。


川路の実弟である、井上清直との面談も可能だが、このセリフを見る限り、初対面の
ような井上の話しぶりには参った。人物設定というか繋がりは全く考慮されていない
模様。









以上が黒船襲来イベント。これがゲーム展開にどう影響を及ぼしてくのかは、
現時点では不明。もう少しゲームを進行させないと分からないと思います。


京都では説得しても仲間が出来なかったので、江戸へのぼってみました。



江戸には土方がいた。説得したが失敗。
なお、説得に失敗しても大きなペナルティはないが、面談回数と説得失敗との
相関関係で、自身の思想が変わってしまうことがあるので注意。



道場で剣技の修練を積むことも可。他には「適塾」のような学問所、兵学を学ぶ
ところなどで、政治力や軍事力を高めることも可能。


新門辰五郎が仲間になりました。他に3名が同士に加わり、少しずつ
グループが大きくなってきました。


ということで「坂本竜馬 維新開国」のゲームレビュー記事でした。
これ筆者が学生の頃に買っていたら、システムを理解できないで速攻投げていたと
思います。なので発売当初に入手しなかったのは正解。定価4,800円ですから、
「買って損したー!」とか言って、1週間ほど塞ぎこむ、寝込む事確実。


今回初めて遊んでみましたが、まずは、総勢500名の幕末要人から自由に選べるという
間口の広さに驚きました。ゲーム序盤は、相手を説得して仲間を増やすの繰り返し。
単なる作業なので退屈と言えば退屈。面白いかと言われるとかなり微妙ではある。
しかし「この人は仲間になるだろうか?」と説得を何度も試みることで、気付いたら
1時間ばかり、このゲームに没頭している自分がいました。
ゲームとして、それほど面白くないのは確かですが、仲間が増えてグループの規模が
拡大したら、どういう展開になるのかという楽しみはあります。
川路=幕府側の人間だから、佐幕派で固めて、倒幕へ動いている薩長と相対するだけの
勢力を築き上げればいいのかな。その方向でもうちょっとゲームを進めてみましょう。


新しい展開があったら、当ブログ記事の続編としてアップする予定です。
そして何だか、同じ幕末を扱ったシミュレーションゲームである、光栄の「維新の嵐」
も欲しくなってきました。


(了)