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童夢の野望2 The Race of Champions (PS)

童夢の野望2 The Race of Champions
機種:プレイステーション
メーカー:OZ CLUB
ジャンル:F1シミュレーション
発売日:1998年11月19日


PS1のゲームソフト(レースゲー中心)を中古(格安なものに限る)で入手し、当ブログで紹介していく企画特集、題して「ケチケチ・レトロゲーセットPS編」。今回は1998年11月にOZ CLUBから発売された「童夢の野望2 The Race of Champions」の紹介です。
ソフトの方は、先日、アマゾンのマケプレにて中古329円(送料込)で入手。20年前の
ゲームソフトですが、現物はキレイな状態で届きました。前作同様、極めてマニアックな
モータースポーツシミュレーションソフトゆえに、ゲーム市場ではあまり出回らなかった
ものと思われます。中古で見つけるのも最近では厳しいので、大切に保管したいと
思います。



今回は、ツインリングもてぎサーキットで開催される架空のレース「レース・オブ・
チャンピオンズ」に「童夢チーム」として参戦し、優勝を目指すという内容です。
前作「F1 GP NIPPONの挑戦 童夢の野望」では、F1マシンのコンストラクションを
メインに据えたゲーム内容でしたが、こちらでは、レースにおけるチーム・ストラテジー
主に、マシンのセットアップやレース中の作戦・指示を行っていくことが主体となって
います。前作でつくりあげたマシンデータは「2」にもコンバートできます。そして
前作で、ある程度のラップタイムを記録出来たマシンをつくりあげていることが前提条件
ともなっている模様です。



スケジュールは4日間にわたり、細かく色々な作業が待ち受けています。
ゲームというよりは、レースでチームスタッフが裏方として行う仕事を仮想体験する
ようなイメージ。


日程の説明も、時間ごとに細かく分かれています。



ピットクルーの人員配置や、ピットでのタイヤ交換を円滑に行うための配置も
決めなければなりません。本当にリアルというか細かい作業が求められますが、
実際はさらに難しい内容を含んでいるだろうし、多少でもレースの裏側を知ることに
あたっては、こういう設定も意義のあることだと思われます。


ツインリングもてぎでのグランプリを迎える前に、鈴鹿サーキットで3日間の
テスト走行に参加できます。(任意)


毎度おなじみ、童夢チーム開発部の顔ともいえる奥氏。


マシンセッティングも恐ろしく細かい事は言うまでも無し。


タイヤなどは、空気圧のみならず、保管中のタイヤウォーマーの温度設定まで
求められます。いや本当に凄いこだわりようですね。


気象のコンディションも刻々と変わる模様。リアリティーがあって、いいと
思いますが、果たしてプレステ1クラスのゲームハードで、厳密に計算された
結果が反映されているのかどうかは甚だ疑問である。



走行中の画面。走行のラインどりとかは相当リアルに出来ています。タイヤからスパークを発したり、雰囲気はよく表れています。ただ、エンジン音のサンプリングが拙かった
のか、やたらと甲高い不自然な走行音が流れるし、それがまた、不快な音なので、長時間
聞いているのは苦痛。もう少しなんとかならなかったものか。


ドライバーへの指示はこんな内容です。


ガレージからスタートする際は、インストレーションチェックのラップをさせる
項目まである。


ラップタイムやセクションごとのタイムを確認しながらの画面もあり。


ガレージに戻した際は、ドライバーの意見も参考にセットアップの微調整も
図る。ところでドライバーの松田賢一郎さんとは、どなた様ですか?
どうやら架空の選手っぽい。
1998年頃だと、FIA(国際自動車連盟)が、肖像権などの独占契約を「フジテレビ」や
ゲームソフト会社の「ビデオシステム」と交わしていたから(筆者のうろ覚え。事実誤認
だったら失礼)、それ以外の会社が「F1」関係のゲームをつくろうとしたら、F1のチーム名やドライバー名はおろか、「フォーミュラワン」という名称も無断で使用できなく
なっていたんだね。だから已むに已まれぬ事情で、架空のチームやドライバーが出てくるという仕様になっていました。



鈴鹿でのテストを終えたら、もてぎでの本戦に突入です。


架空ながら、1997、98年当時のF1チーム、ドライバーが参戦してきます。


「ミナルディ」を模したチームもあり、


「片山右京」と思われるドライバーも参戦するし、その辺の演出はF1ファンには
うれしいところではありますが。


セッティングのアドバイスは?


具体的なアドバイスを提供してくれるわけではなく、全くの意味なし。
つーか、現実のブリーフィングでこういうバカなことを話すわけがない。


走行画面は変わらず。もてぎサーキットは1997年頃開業だったと思いますが、
出来て間もないコースの調査とか時間的な制約があったにもかかわらず、再現性は
かなりのものです。


公式予選 時間はリアルタイムで1時間。自チームの予選周回を終えても、1時間経過
するまでゲームを終えることが出来ないというクソ仕様。そういうところまで現実に
徹することはないですね。


予選はトップタイム(車番25)を記録しました。



予選トップタイムを記録したセッティングシートです。



決勝レースは64周なので、タイヤ交換、燃料補給でのピットインは2回必要となる。
その予定を事前に立てていく画面。


決勝スタート


順調に走っていましたけどね、12周までは。


突然ドライバーから、油圧低下の無線連絡が入り、直後にコース脇にマシンを止め


リタイア
リタイア画面のあとは、すぐにタイトル画面に戻りました。すなわち突然の
ゲームオーバー。


油圧トラブルでリタイアは、このゲームの仕様らしいです。
もうやりません。いろいろと細かい内容は、当時のF1に対する知識を深めるには
有用でしたけど、ゲームとして見た場合は、全く面白くないですね。


(了)