2017.7.6 DB × T (11回戦:横浜)

横浜DeNA × 阪神(11回戦) 横浜スタジアム 18:00

先発:(DB)飯塚 (T)秋山
スコア:DB 5-10 T


(責任投手)
勝:秋山(7勝4敗)
敗:飯塚(0勝1敗)
S:


(バッテリー)
T:秋山、髙橋、桑原、マテオ、ドリスー坂本
DB:飯塚、藤岡、砂田、加賀、田中健、平田ー戸柱
  
(本塁打)
T:中谷8号②(3回:飯塚)原口6号(3回:飯塚)
DB:筒香12号②(1回:秋山)梶谷12号②(6回:秋山)


(スターティングメンバー)


  【 Tigers 】          【 BayStars 】
(三)鳥谷      (中)桑原
(二)上本      (二)石川
(右)糸井      (左)筒香
(左)福留      (一)ロペス
(中)中谷      (三)宮﨑
(一)原口      (捕)戸柱
(遊)大和      (右)梶谷
(捕)坂本      (投)飯塚
(投)秋山      (遊)倉本


視聴環境:TVKテレビ


ベイスターズ先発 飯塚 悟史 投手

本日の主要テーマは本件1本のみでいいでしょう。
1軍では2試合目の先発となった飯塚ですが、登板間隔があいた事や、
7月4日に予定していた試合が雨で流れたことによる再調整などが悪い方へ
影響してしまったかも知れません。


プロ初先発となった6月19日の対バファローズ戦(横浜)の出来とはうって変わり、
初回から制球が安定せずに苦しい投球内容に終始しました。
別人を見ているような感じでしたね。
内外角の際どいところへは投げられているのですが、微妙に外れていくような
恰好となっていました。


初回からピンチの連続だったわけですが、初回の一死満塁で迎えた原口の打席。
これは甘いボールを原口が打ち損じて、投ゴロ併殺。
一つ間違えれば、序盤で試合を壊すところでした。
しかし原口には3回に、レフトへの本塁打を浴びて、しっかりと対応を
されてしまいました。投げたボールはほぼ真ん中の真っ直ぐ。
直前の中谷にはレフト場外まで飛ばされていますが、そのボールも
真ん中やや内寄りの甘いコースでストレート。
今日の飯塚は、ストレートに力が無かったですね。もともと球速の出る投手では
なく、142~144程度を計測するに過ぎませんが、球速ほどに球の伸びを感じませんし、
球に力がないから、全体的に強い打球を打たれる傾向にありました。
5回の原口の当たりなんかサード強襲、守っている宮﨑が弾いたのですが、
真正面の打球ゆえに失策扱いになったのは、打者・守備ともに不運。


あとは投球フォームで気になったところ。
ランナーの有無に関係なく、セットポジションで投げますけども、
左足をあげるときに、顔を3塁方向へ向けること。
テイクバックが小さめなのか、右ひじがやや伸びない投げ方、
言葉で説明すると難しいですが、例えるならホークスの攝津投手のように、
手投げみたいな腕の使い方をしているのが気になりました。
これはプロ初先発時の映像で気づかなかった点。


しかし良い面も随所に見られましたのでね。
例えば、2回表の大和を142kmの速球で見逃し三振にしたのは、インコースの
ボール。左打者のインコース低めへ投げられるボールはあるし、
カウントを取りに行く小さなフォークと、空振りを狙う大きなフォークの
2種類を投げ分けられる点は大きな武器となります。
また以前も書いたことかも知れませんが、ランナーを背負っても動じないところか
ふてぶてしい表情をしているところがいいですね。ピンチでも動揺しない。
これ重要。ベンチで座っている顔つきを見ても、言葉は悪いが「生意気なクソガキ」
みたいな表情が実に良い。いままでの横浜にはいないキャラじゃないですか。
プロ野球の投手ですからね。これくらいでないとダメです。
間違いなく「大物」になれる素質ですので、今日みたいに打たれて敗戦しても
筆者の評価は変わりません。
逆に、最初から順調に行く方が怖い。高校からプロに入って大成した投手は、
超高校級だった桑田や松坂は別としても、みんな最初は1軍で打たれまくって
苦労していますからね。横浜なら大洋時代の野村 弘樹氏がそう。


課題は、ストレートの球威を上げていく事と、安定した制球力。
また球種が、フォークとカットボール、スライダーしかないので、
緩急を付けられるカーブを実戦レベルまで持っていくことですね。


おそらく今日先発するウィーランドと入れかえで2軍へ戻るのかな。
飯塚は打たれても負け続けても、1軍のマウンドで育てたい逸材ですが、
チームは優勝を目指しているゆえに、その余裕はないですね。
また故障者やローテーションの谷間が出来た時にお呼びが掛かるように
頑張ってほしいと願います。次代のベイスターズの中心となり得る投手です。



その他

今回は、タイガース秋山、ベイスターズ飯塚と筆者が注目したい投手の投げ合い
でしたので、投球フォームやボールの球筋ばかり見ておりました。
他の指摘事項は特にありません。5-10の敗戦ですが、こんな試合もありましょう。
ベイスターズは打線の好調が続いていますので、その辺は心配していません。


あとは阪神の秋山投手が、野手顔負けの中安打を打ちました。
甘いボールではないのにいい打撃でしたね。
これも以前書いた事かも知れませんが、秋山は投手ながら打撃にも優れている。
「二刀流」はケガのリスクがあるから薦めませんが、仮に野手転向したら、
ヤクルトの雄平や同チームの糸井に匹敵するような打者になる可能性大。
もちろん現状では、先発投手として成功していますので、野手になる必要は
全くありませんが、セリーグは投手も打席に入るので、打撃に優れているに
越したことはありません。



おまけ

濱口って



ガリガリ君に似ているなーと思っているのは私だけでしょうか?


(了)