マルハ大洋スポーツ(ストーブリーグ突入版)

セリーグファンの為のコミニティ新聞です

2017.8.12 DB × T (16回戦:横浜)

横浜DeNA × 阪神(16回戦) 横浜スタジアム 18:00
先発:(DB)井納 (T)能見
スコア:DB 1-2 T(延長10回)


(責任投手)
勝:マテオ(7勝4敗)
敗:砂田(1勝1敗)
S:ドリス(1勝3敗29S)


(バッテリー)
T:能見、岩崎、髙橋、桑原、マテオ、ドリスー梅野
DB:井納、田中(健)、エスコバー、山﨑(康)、砂田ー嶺井、戸柱
  
(本塁打)
T:福留12
DB:筒香17


(スターティングメンバー)


  【 Tigers 】       【 BayStars 】
(中)俊介      (中)桑原
(二)西岡      (二)田中(浩)
(右)福留      (左)筒香
(一)ロジャース   (一)ロペス
(左)中谷      (三)宮﨑
(三)鳥谷      (捕)嶺井
(遊)大和      (右)梶谷
(捕)梅野      (投)井納
(投)能見      (遊)倉本


視聴環境:BS-TBS



序論

今回はAbemaで見ようとしたら、ゲスト解説に阪神ファンのグラドルが出てくると
いうので止めました。くだらない事をベラベラしゃべる展開が容易に想像できました
のでね。よってBS-TBSによる視聴。
仮にAbemaしか中継がなかったしても、今回のようなゲストがきていたら試合を
見ることはなかったでしょう。


さて今回の試合は、13安打を放ちながら1得点。12残塁(?)という拙攻。
最初に筒香の本塁打と先発井納の投球を振り返った後、好機をつぶした回の攻撃を
みていくことにしましょう。



筒香 先制17号

4回裏の先頭で入った打席の初球、低めのストレートを叩いた打球は一直線で
センターへ。先制の17号本塁打。
能見が投げたボールもコースが良かったですから、上手く打ってくれたと思います。



ベイスターズ先発 井納 翔一 投手

5回2/3 89球 被安打4 奪三振3 与四球4 自責0


投球内容の数字だけみると、まあまあな印象を受けますがどうでしょうね。


初回からボールを低めに集めようという意識は見て取れましたが、それがやや仇になって
ボール先行の投球が目立ちました。
ストレートは序盤は走らず140km程度、148kmといつも通りの球速を計測したのは
4回になってから。相変わらずストレートはシュート回転する球が多く、
スライダーは甘め、フォークも真ん中近辺に落ちていくボールがほとんどで、
結果抑えられたという内容。ボール自体は正直言って良くなかったです。
その辺はベンチも認識していたようで、点を与えていないながら、6回表二死1・2塁の
場面で降板。
僅差で逃げ切りを図りたい試合展開、失点は絶対にゆるされない状況下で迎える打者は
左の鳥谷。ここで左腕の田中 健二朗にマウンドを託すのは自然な流れでしょう。



3回裏

二死1塁。田中浩康が打った打球は右中間を破るかという当たりでしたが、
ライトを守る福留の好捕で右飛に終わりました。
福留選手は今年40歳を迎えましたが、年齢を重ねても守備力に極端な衰えが
見られない事はセイバーメトリックスの数字でも表れています。
右翼守備のUZRは2.4という数字。これは12球団のレギュラー右翼手の中で、
トップの上林(H)に次いで2位。肩の強度を表す指標(ARM)も0.1と
強肩ではないが、弱い肩でもないという数字が出ているので、年齢を考えれば
未だ優秀な守備力を保っていると言えるでしょう。
しばらくレフトでの起用もありましたが、ベンチは守備範囲が狭くなったという
印象度だけでそうしたものと思われます。



4回裏

筒香先制弾の後、ロペス、宮﨑が倒れて(3者ともに初球攻撃)二死後、
嶺井と梶谷の連続ヒットでつくった、二死1・3塁の好機。
ここで迎える打者は、8番投手の井納。結果は3球勝負で見逃し三振。
これなんかは、投手を8番に置いている事の弊害が如実に表れた事例。
どうなんでしょう?倉本を9番に置くことで、打順のめぐりが良くなっている
客観的事実は窺えませんし、一方で、二死でランナーが得点圏にいる場面で
回ってきた打者は8番投手というケースは、少ないながらもありますね。
そして点が奪えないという。
だからといって、8番に投手を置くことに頑固に拘るラミレス采配を全否定する
つもりはありませんが、他球団が9番に投手を置き続けているには、それ相応の
理由があるわけでして。
筆者なら当然、8番投手はやりません。梶谷を下位打線に置くなら、7番梶谷、8番倉本
の並びが適切と思います。(7番倉本、8番梶谷でも可)



5回裏

二死1・3塁 田中浩康の左安打と、筒香の右安打で築いた好機。
ロペスがカウント2-1から、ファールで2球食らいついたあと、最後は外角のフォークに
手を出して遊ゴロ。外角低めはロペスがやや苦手としているコース。
そこへ能見がストライクゾーンからボールへ変化するフォークをしっかりと投げ込んだ
結果だと思います。



8回裏

一死 2・3塁というこの上ない好機だったわけですが。


代打:荒波 カウント1-2から149kmストレート 空振り三振
梶谷 故意四球
柴田 0-2から外角のボール球に手を出して 遊ゴロ


この回マウンドに上がっていたタイガースの投手は、桑原 謙太郎ですが、
150km近いストレートが、ほとんど全てナチュラルに変化するので捉えるのが
困難な投手ではあります。
最後に打ち取られた柴田、簡単に追い込まれた後でボール球に手を出して
しまいました。ボールをよく見極めろということも言えますけど、ここは
満塁という絶体絶命のピンチで、桑原がストライク先行で追い込んだ投球を
褒めたいと思います。


(了)