マルハ大洋スポーツ(ストーブリーグ突入版)

セリーグファンの為のコミニティ新聞です

2017.8.22 DB × C (18回戦:横浜)


横浜DeNA × 広島 (18回戦) 横浜スタジアム 18:00

先発:(DB)飯塚 (C)野村
スコア:DB 6x-5 C


(責任投手)
勝:尾仲(1勝0敗)
敗:今村(1勝4敗23S)


(バッテリー)
C:野村、今村ー會澤
DB:飯塚、平田、田中(健)、尾仲ー戸柱、嶺井


(本塁打)
C:エルドレッド25 安部2
DB:嶺井2 筒香20 ロペス24 宮﨑10


(スターティングメンバー)


 【 CARP 】      【 BayStars 】
(遊)田中      (中)桑原
(二)菊池      (二)柴田
(中)丸       (左)筒香
(右)鈴木      (一)ロペス
(左)松山      (三)宮﨑
(一)エルドレッド  (捕)戸柱
(三)安部      (右)梶谷
(捕)會澤      (投)飯塚
(投)野村      (遊)倉本


本日の視聴環境:TVKテレビ


横浜大興奮の坩堝!!    筒香ロペス宮﨑の3連発で奇跡の大逆転勝利!!

筒香20号2ラン
打った打球はライトスタンドの上段へ飛び込む特大のホームラン!
まずは筒香の一撃で反撃の狼煙を上げる。



ロペス24号同点ソロ
劣勢試合を振り出しに戻す打球は、赤く染まったレフト席へ飛び込む貴重な貴重な
24号本塁打。打った瞬間吠えてたなあ。気合十分、勝利に対する執念も凄い。



宮﨑10号サヨナラ本塁打
もうこの選手は「神様」認定でございます。最高の仕事を何度もやってのける。
凄い男だこの選手は。


いやはや。筆者は鼻血が出ました。こんな試合あるんですか?
相手は野村、さすがに完投はされなくともクローザーの今村に抑えられて
敗戦するだろうと思っていました。
なので来期につながる戦力として、先発した飯塚 悟史 投手の投球内容を解析した
記事を中心に進めていく予定でしたが、こんな劇的な幕切れですから、当然9回裏
3連発を主題にもってきました。いやー言葉に表すことができないくらい
うれしい勝ち方でございます。よく逆転しました。
対巨人3連敗ショックを払拭する劇的勝利。これを機にチーム再浮上の起爆剤と
なってくれればと思います。


さてカープの方も、先発の野村を引っ張りすぎではないでしょうか。
球数的にはいけたでしょうけど、8回からボールの制球力が落ちてきましたのでね。
嶺井のソロ本塁打も、初球ですがスライダーが甘く入ったボールです。
確かに初回から野村は調子が良く、7回までは多彩な変化球を低めに集めて、
ベイスターズ打線を完全に封じていましたけど、当然球数以上に疲労度が高かった
はずなので、完投となるとなかなか難しかったんじゃないかと思います。
また9回裏、逆転劇の端緒となった柴田のライト前ヒット。
今日の柴田はこれも含めて、野村から2安打を放っていますが、いずれも
ストレートなんですね。柴田はストレート系には対処してくる打者だという

認識が野村ー會澤のバッテリーにあったかどうかは分かりませんが、勝負球の
選択に誤りがあったのは確かです。



ベイスターズ4番手 尾仲 祐哉 投手

2回 打者6人 22球 被安打0 奪三振3


チームに逆転劇を呼び込む、ルーキー尾仲の好投も見逃してはいけません。
前回の巨人戦でも登板し、その際も記事として投球リポートをまとめましたが、
今回は素晴らしい投球を見せましたので、内容を全面的に訂正致します。


ストレートは最速150kmを計時。カープの4番、鈴木誠也からは149kmのストレートで
三振を奪っています。
変化球は二種類のスライダーに、前回は見られなかったカーブも投げていて、
かなりいいボールを投げます。
非常に投げっぷりのいい投手ですね。気迫が全面に出ていて好感持てます。


前回も5月頃に一軍での登板機会があったのですが、その際の投球内容は今一つの
印象。約3か月ほどのファーム調整期間中に、見違えるような成長を遂げた様な
感じがします。これだけのボールが常時放れるのであれば、厳しい場面での
リリーフも問題ないでしょう。ベイスターズのブルペン陣も現状は、三上が
下に落ちたり、砂田の状態も良くないので、安定した中継ぎ陣を再構築するのが
不可欠。1軍での登板実績を積んで、勝ちパターンの一角を占められる存在と
なるよう期待します。



ベイスターズ先発 飯塚 悟史 投手

5回1/3 95球 被安打4 被本塁打2 奪三振5 与四死球5 自責点4


まだ細かいコントロールが身に付いていない為か、甘いボールが結構多く、
決め球のフォークもいいところへ落ちていくボールもあれば、落ち切らずに
真ん中近辺へ行ってしまうボールもあり、もう少し精度を高めていくことが
求められます。ただフォークでも、カウントを取りに行く球種と、決め球として
鋭く落とす球種と、シュート回転させながら落とす球種と複数投げ分けるスタイルを
持っている点は高く評価します。あとは細かい制球力を身に付けることです。


ストレートが142-144km程度なのは過去の登板時と同様。
広島の鈴木誠也選手が飯塚を評するには、球速以上にボールに力を感じるという
ことなので、手元で伸びてくるイメージなのでしょう。
飯塚は腕を折りたたむようにして投げていく、独特のフォームなので
タイミングのとり辛さもあるように思われます。


あとは数球、カーブを投げていたのが印象的。
エルドレッドに打たれた本塁打がカーブで、あれは甘いボールでしたが、
4回表、安部の初球になげた球と、5回表、丸佳浩を見逃し三振に仕留めたカーブは
非常にいいボールでした。これは過去の登板では見られなかった事例。
球種は多いにこしたことはありません。カーブを実戦でも使えるレベルに到達
させようと取り組んでいる姿勢が見受けられますので、良い傾向だと思います。


投球内容の結果だけ見ると、右打者のインコースを攻め切れていなかったり、
まだまだ1軍のレベルに達していない感がありますが、登板ごとに着実に
進歩を遂げている形跡が見て取れますので、筆者の期待値は全く変わりません。
近い将来、先発ローテーションの一角を占める存在となるのは間違いありません。
まだ3年目でしょう? 大学でヘタレ練習をしているより、高校出でプロに
入った方が効果的な練習が積めて、実力は向上していきますから大丈夫。
その意味では、去年のドラフトで横浜高校からイーグルスに入団した、
藤平 尚真投手はノドから手が出るほど欲しい逸材であったわけですけどね。


今後のドラフト戦略として、投手を指名する場合、大学・社会人の即戦力ではなく、
高校生の有望選手を中心に指名していく方針に切り替えた方がいいかなと、
個人的には思っております。


(了)