2017.8.30 D × DB (21回戦:ナゴヤ)

中日 × 横浜DeNA(21回戦) ナゴヤドーム 18:00
先発:(D)大野 (DB)飯塚
スコア:D 3-6 DB 


(責任投手)
勝:飯塚(1勝2敗)
敗:大野(5勝7敗)
S:山﨑(康)(4勝2敗21S)


(バッテリー)
DB:飯塚、平田、エスコバー、砂田、パットン、山﨑(康)-嶺井
D:大野、福、アラウホ、祖父江、丸山ー武山


(本塁打)
DB:ロペス27②
D:京田4 福田14 高橋2


(スターティングメンバー)


 【 BayStars 】     【 Dragons 】
(中)桑原      (遊)京田
(二)田中(浩)   (二)亀澤
(左)筒香      (中)大島
(一)ロペス     (左)ゲレーロ
(三)宮﨑      (一)福田
(捕)嶺井      (右)藤井
(右)梶谷      (三)高橋
(投)飯塚      (捕)武山
(遊)倉本      (投)大野


※本日の視聴環境:NHK-BS1


飯塚 悟史 投手        念願のプロ初勝利!!

投球内容:5回2/3 83球 被安打3 被本塁打1 与四球3 奪三振2 自責1


2014年ドラフト7位入団、3年目の21歳が6度目の先発登板で念願のプロ初勝利を
挙げました。筆者はかねてから飯塚投手の素質に大きな期待を持っておりましたので、
まずはプロ野球選手としての第一歩を踏み出した今回の勝利を大変うれしく
思っております。


投球内容としては、課題であった制球力に安定感が見られました。
初回からストレート中心の投球。MAX表示は140km。平均で138km程度の
ストレートでしたが(左打者に対してはカットボールを投げていた可能性あり)
高めに浮くようなボールもほとんどありませんでしたし、内角やストライク
ゾーンの際どいところへ投げられていたのが、好投につながった要因でしょう。


ラミレス監督が試合後の談話で飯塚を評するに、フォークボールが良かったと
述べられていますが、序盤のフォークボールはそれほど良いとは思いません
でした。フォークが良く落ちるという印象を持ったのは、マウンドを降りた
6回裏の投球。亀澤を三振に仕留めた球は落差の大きいフォークでした。
そういう球をコンスタントに投げられれば良いのですが。
6回裏は、京田の本塁打は3-1から投げたど真ん中のストレートで失投だから
仕方がありませんが、二死から大島に与えた四球が余計でした。
できれば6回までは投げ切って欲しかったところです。
大島のあとゲレーロを迎えた場面で、平田に交代。
この日の飯塚はゲレーロを2打席ともに遊ゴロに抑えていたので、そのまま
続投させても良かったと思いますが、本塁打で2点差に追い上げられる場面
でしたから、安全策で致し方なし。
ですが1軍の試合である程度長いイニングを投げ切る経験を積ませることも
重要とは思います。


以前の記事でも書きましたけども、飯塚のフォークは複数あって、カウントを
稼ぐボール、落差の大きいボール、シュート回転しながら落ちるボールと
投げ分けているようです。
特にシュートしながら落ちていくフォークは極めれば大きな武器となるので、
精度を高めていってほしいところです。


あとはカーブを3球ほど投げていましたが
(3回裏、武山の初球、5回裏、藤井の3球目、6回裏、大島の初球)
相変わらず、実戦で使えるボールではありません。
またストレートが140km止まりというのも物足りないですね。
プロ初先発となった対バファローズ戦で、マレーロやロメロといった
右の強打者相手に、外角低めに糸を引くようなきれいなストレートを見せられて
いますので(球速も142-144程度は出ていた)なぜ以降の登板で、そのような
ストレートが投げられていないのか疑問に思います。


ということで課題点もありながらの登板でしたが、なにはともあれ一軍での
初勝利はおめでたいことです。
筆者は飯塚選手に対し、投手としての更なる飛躍を期待していますが、
野手としても大きな可能性を秘めた選手でもあるので、どちらに進むにせよ、
チームに欠かせない主力として、日本球界を象徴する選手として成長されることを
願っております。



ロペス27号 決勝2ラン

4打数2安打4打点の活躍


3回表は先制となる、右中間2点適時二塁打、5回表は二塁打で出た筒香を置いた場面で
決勝の2点本塁打。
いずれも二死から放ちましたので、非常に価値ある一撃になりました。


5回表、中日のマウンドは先発の大野ですが、桑原、田中浩ともに「一邪飛」に
打ちとって二死にしてからの投球がやや雑でしたね。
3番筒香には、2-2からの5球目の選択で捕手武山のサインに何度も首を振る大野。
選んだ球種はストレートでコースは外角。その球を逆方向へ持っていかれました。
4番ロペスには、3-2からのフルカウントから、ロペスの得意コースである
インコースへストレートを投げ込んで本塁打を打たれます。


確かに今日の大野は、ボールもそこそこ走っていたので、ストレート中心で
配球を組み立てたい意図は分かりますが、コースと高さを誤りました。
また、いつもの大野に比べて、フォークやツーシーム系のボールが少なかった
ような印象があるので、ベイスターズの打撃陣も狙い球を絞り易かったのでは
ないかと思われます。


(了)