マルハ大洋スポーツ(ストーブリーグ突入版)

セリーグファンの為のコミニティ新聞です

2017.9.14 C × DB (23回戦:マツダスタジアム)

広島 × 横浜DeNA(23回戦) マツダスタジアム 18:00
先発:(C)ジョンソン (DB)今永
スコア:C 5-4 DB


(責任投手)
勝:今村(2勝4敗23S)
敗:エスコバー(1勝3敗)
S:中﨑(4勝1敗7S)


(バッテリー)
DB:今永、三上、エスコバー、パットンー嶺井、髙城
C:ジョンソン、一岡、今村、中﨑ー石原


(本塁打)
DB:
C:松山13 バティスタ10


(スターティングメンバー)


【 BayStars 】      【 CARP 】
(中)桑原      (遊)田中
(二)柴田      (二)菊池
(左)筒香      (中)丸
(一)ロペス     (左)松山
(三)宮﨑      (一)新井
(右)梶谷      (三)安部
(捕)嶺井      (右)バティスタ
(投)今永      (捕)石原
(遊)倉本      (投)ジョンソン


試合中継:NHK-G



広島遠征から打撃復調気味のロペス選手。
この日も3回表、同点に追いつく2点適時打を放つ。



ベイスターズ先発 今永 昇太 投手

上げた右足にタメをつくって投げる二段モーション気味の投法ですが、
調子が良かった時期のフォームに戻りつつあるようですね。
初回は、菊池と丸を147-8kmの速球で二者連続三振という上々の立ち上がり。
ストレートに力があったので、筆者も以降の好投を期待したのですが、
2回に早くも崩れてしまいます。


松山の先制本塁打は、初球、145kmストレートど真ん中。
ストレートには滅法強い松山に対して、初球から甘いストレートは厳禁のはず。
続く新井に打たれた左中2塁打も、ストレート、真ん中ややインコースより。
新井の得意コースに投げてしまいましたね。
安部には初球からスライダーを投げて、簡単にバントをさせてしまい、易々と
3塁まで進めてしまった投球も解せません。
さらにバティスタには、0-2とインハイの釣り球で追い込みながら、3球目にも
同じようなコースへ釣り球を要求し、結果としてそのボールがやや甘いゾーンへ
入ってしまい、レフトへタイムリーヒット。


今日の今永は、ストレートは走っていたし、変化球もそれほど悪くは無かったと
思われますが、甘いところへ投げてしまったり、配球を誤った点で
広島打線につかまった感があります。


そしてストレートが打たれたとなったら、一転して3回裏から4回裏のバティスタに
カーブを本塁打されるまでは、一転して初球以外は全て変化球の配球。
もう少しメリハリの効いた形といいますか、この日出来が良かったストレートを
中心に相手打者の苦手コースを徹底して追求する組み立てが出来なかったのかと
思います。
特に3回裏の丸、4回裏の田中、5回裏の松山の打席では、インコースの厳しいところへ
ストレートを投げ込んで打ち取っているだけに、他の打者に対しても、とりわけ
右打者の懐に対して攻め込む投球が出来なかった点に疑問を持ちました。


調子が悪かったわけではありませんから、配球の組み立て、ストレートを
甘いところへ投げないという意識が徹底されていたら、広島打線を5回まで
1点程度に抑えられていたでしょうね。
優勝決定の期待がかかる広島独特の雰囲気に飲まれたか、今永ー嶺井のバッテリーに
何が何でも勝つという強い気持ち、また、工夫して何とか乗り切ろうという
姿勢が全く見えてこなかったのは残念です。


ついでに、今永の話題からは離れますが、8回裏カープの攻撃で一死満塁という
ピンチで迎える打者は当たっているバティスタ。
マウンドのパトッン投手が、0-1からの2球目にインハイのストレートを投げて
いい当たりの右直(結果犠牲フライ)。ライトが梶谷だったから上手く補給できたけど
安打になてもおかしくない。ここは三振か内野ゴロが欲しい場面。
インコースを見せ球にするなら、もう少し高めに要求するか、インコースの
低めに投げさせないと甘くなるとフライ系の打球になるので危ないです。



8回表 ベイスターズの攻撃

ロペス、宮﨑の連打と梶谷四球でつくった無死満塁の好機。
よく「無死満塁」は点が入らないと言われますが、まさしくその展開に。


代打の乙坂 二ゴロ(本塁封殺のみ)
ここはカープの今村投手がフォークの連投で抑えました。
ピンチになってから今村のフォークがいいところへ落ちていきましたので、
乙坂では対処できなかったでしょう。


続いての代打、後藤武敏も0-2から3球勝負のフォークを振って空振り三振で
攻撃終了。
ゴトタケの時は、初球ですね。135kmの半速球。
フォークの抜けた様な甘いボールが行きましたので、これを捉えられなかった時点で
勝負ありです。走者一掃の適時打に出来たボールですよ。
力み過ぎなんでしょうかね。後藤は初球から積極的に打ちに行く打者ですが、
意外と相手投手も、初球に甘いボールを投げているケースが多い。そして後藤も
打ち損じているという。代打成績が芳しくない要因です。



総括

収獲点としては、今永の後に投げた三上が2イニングを無安打投球。
高めに抜けていくスライダーが無かった点が好材料です。
あとはロペスが復調気配、桑原にも当たりが戻りつつあるので打線は一時期の
不振を脱しましたかね。敗戦とはいっても、広島の本拠で、優勝決定の期待が
掛かるという異様な雰囲気の中、ほぼ互角、最後まで楽には勝たせない試合を
展開した点を評価します。


ベイスターズベンチがやや暗いのが気になりますが、何故に下を向く必要が
あるのでしょうか。まだまだ貯金は「2」あります。
オールスター時点に戻っただけです。大型連敗も無し。その意味では結構
安定した戦いぶりでもある。
気持ちを切り替えて、明日からの対巨人2連戦、今シーズン最大の山場ですから
2試合必勝の覚悟で全力で頑張って欲しいと願います。
逆境に強いベイスターズなので、必ず勝つと信じています。


(了)