2017.9.28 DB × T (24回戦:横浜)

横浜DeNA × 阪神(24回戦) 横浜スタジアム 18:00

先発:(DB)井納 (T)能見
スコア:DB 2-11 T 


(責任投手)
勝:能見(6勝6敗)
敗:井納(6勝10敗)
S:


視聴環境:NHK-BS1


試合の勝敗はどうでもいいといえば、どうでもいいのですが、この時期に序盤から
大量失点を喫し、連打を浴びるような試合をやってはいけませんね。
天候が良くない中、3,000円ー6,000円という決して安くはないチケットを手に入れて、
足を運んだ観客をガッカリさせる試合をやってはダメです。
中には最初で最後の野球観戦の方もいるかも知れないのに。


井納 被安打6 自責点5
平田 被安打4 自責点3
三嶋 被安打4 自責点2 暴投1


先発の井納は、イニング間で突然調子を乱して連打を浴びるという旧来からの悪弊が
ありますが、それが出たのが3回表。
投手の能見に打たれた左安打はストライクを簡単に取りに行った棒球。続く俊介に
打たれた左安打もほぼ真ん中のストレート。いずれも慎重さを欠いた投球。
上本空振り三振の後、糸井をフルカウントから四球で出して二死満塁。
この糸井に対する投球は、全てフォークボールだったんですね。初回の第一打席で
あわや本塁打かという当たりをされているのと、きのうから打撃が好調という
こともあって警戒したのでしょう。しかし、今日の井納のフォークでは糸井クラスの
打者ならしっかりと見られてしまいます。


満塁のピンチを招いた直後の福留には、0-1からの2球目。外角高めのストレートが
シュート回転して入っていく球。見逃せばボール球ですが、逆方向へ持っていかれて
2点適時打。
5番の中谷には、1-2と追い込んでいきながら、最後の勝負球、フォークボールを
捉えられて左中間をやぶる適時二塁打(三塁打?)でさらに2点を追加。
この中谷に打たれたフォークは、決して悪いボールではありませんでしたが、
落差が足りなかったようです。ただし、打った方も上手く打たのは確かです。


やはり、投手の能見に出塁を許し、俊介にも繋がれてランナーを貯めこんだのが
大量失点の要因です。ストレートも平均で145程度、スライダーはそこそこ
良かったですが、フォークのキレが今一つでしたかね。今回の出来では、
ゲームをつくるのは困難だったろうと思われますが、井納はこれで2年続けて、
負けが二けたに達しました。ストレートがシュート回転するクセが抜けきらない
ことが気になります。球種も多くなければ、緩急をつけられるわけでもない。
決め球のフォークが冴えわたらないと、いい投球に結びつかないという不確定要素
が多い投手でもあり、今後のチームにおける存在価値をどう位置づけるか、ちょっと
難しいところがあります。


2番手の平田については論外。
もともとストレートは150km近く計測する投手ですが、今期は1軍での登板機会も
多く、その為か最近ではパフォーマンスの低下もあって、せいぜい144,5km程度の
ストレートしか投げません。変化球はスライダー、カーブ、ツーシーム、
フォークとありますが、どれも中途半端の感は否めません。


その程度の投手でありながら、我こそは速球派の投手であるかの如く、
ストレート勝負に挑んで自分に酔っている投球をするのがなんとも不愉快で
なりません。高めに浮いて長打を打たれましたのでね。岡﨑捕手の2ランも
高めの真っ直ぐ。


以前も書きましたが、平田はマウンドで口を半開きにしているので、見ていて
腹立たしくなりますね。口をウン!っと閉めて投げろよと思います。
だからハッキリ言って、ベイスターズでは一番嫌いな選手なんです。
もう他球団へトレード要員にしましょう、って欲しがる球団は皆無だろうけど。


三嶋については、まあ、今回の投球はだらしがなかったですが、その前の
試合で延長12回の1イニングを投げて、151kmを計測し、ルーキー時代の三嶋が
戻ってきたかなという感じを受けました。
もう少し競った展開で投げさせた方がいいかもしれませんね。
変化球は2種類のスライダー、チェンジアップ、カーブを投げますが、ここ2試合の
登板では、縦変化するスライダーが140km台で落ちているので、この球種と
チェンジアップの沈む球2球種、150km大のストレートがコンスタントに投げられれば
案外、勝ちパターン向きのリリーフとして再生する可能性大。
これは来期の戦力構想を練るうえで、念頭に置くべきテーマです。



倉本の遊撃守備について再考

おととい(9/27)の試合でしたか、2つの遊ゴロ併殺で非常にいい動きを
見せました。
セイバーメトリクスの指標で、悪い数字が出ている関係で、倉本の遊撃守備は
稚拙であるという意見が巷間に出回っていますが、果たしてそれは正しいでしょうか。


守備の評価はなかなか難しいのですが、少なくとも私が見た限りでは、かなり
水準の高い守備力を誇ると思うし、現役プロ選手や野球解説者の間でも、倉本の守備
については評価が高いと思います。
守備範囲の広狭についても、セイバーメトリクスはどこまで正確に計測しているかも
詳しいことは分かりませんし。
ただ一つ言えるのは、二塁方向への一歩目の踏み出しは、ちょっと他の遊撃手よりは
遅いのかなという印象はあります。


(了)