マルハ大洋スポーツ(ストーブリーグ突入版)

                       
                       
                       

2017.10.3 DB × D (24回戦:横浜)

横浜DeNA × 中日(24回戦) 横浜スタジアム 18:00
先発:(DB)綾部 (D)笠原
スコア:DB 3-1 D 


(責任投手)
勝:綾部(1勝0敗)
敗:笠原(1勝3敗)
S:エスコバー(1勝3敗1S)


(バッテリー)
D:笠原ー松井(雅)
DB:綾部、飯塚、田中(健)、須田、エスコバーー戸柱、嶺井
  
(本塁打)
D:松井(雅)2
DB:細川1


(スターティングメンバー)


  【 Dragons 】     【 BayStars 】
(遊)京田      (中)桑原
(左)友永      (二)柴田
(三)髙橋      (一)ロペス
(一)福田      (左)筒香
(右)井領      (右)細川
(二)石川      (捕)戸柱
(中)遠藤      (三)白崎
(捕)松井(雅)   (投)綾部
(投)笠原      (遊)倉本


本日の視聴環境:AbemaTV


8回完投をしたドラゴンズ笠原、3安打猛打賞のドラゴンズ石川 駿。
プロ初先発で好投をみせた綾部、プロ初打席で本塁打を放った細川、2番手で登板、
着実な成長を見せる飯塚。みんなドラフト下位指名の選手たちなんですね。
そんな若手選手の躍動に、胸を躍らせた1試合です。



綾部 プロ初登板初勝利

5回 83球 被安打4 奪三振5  与四球2 自責0


今どき珍しく、ワインドアップモーションから投げる投手です。
全体的な投球フォームについては、全くクセや欠点がないのが良いです。


球種はストレート(138-143km)スライダー(投げるようだが今回の試合は未確認)
カーブ、チェンジアップを放ります。


ストレートについては、初回に最速143kmを計測した以降は、平均で139km止まり。
それほど速い球を投げるタイプではなさそうですが、手元で伸びてくる球質の良い
ストレートに見受けられました。球速以上に力があります。
それから、カーブの質が非常にいいですね。カウントを取りに行くボール、
見せ球と両方使えています。本人もカーブには自信があるようで、狙ったところへ
しっかりと投げ込めていました。
筆者が思うところ、右投げの先発型の投手を推し量るポイントとして、いいカーブが
投げられるかどうかに力点を置いているのですが、その水準は優にクリアしています。


あとは決め球のチェンジアップですが、多少甘くなって安打にされたケースが
目立ったものの、落差が結構あり、空振りを取りに行ったり、ストレートとの緩急を
つけるのにも効果的なボールとなっていました。こちらも十分合格点ですね。


制球面ですが、良くも悪くもなく普通ですかね。
序盤はストレートが高めに大きく外れていくボールが数球ありましたけど、
回を重ねるごとに、暴れるボールもなくなっていきましたので、その辺の調整能力も
さすがだと評価します。
与四球2つは、ともに井領に与えたもの。2打席ともに3-2からのラストボール、
際どいコースを見られての四球なので問題ありません。


消化試合で、なおかつ大島やゲレーロを欠いた中日打線相手とはいえ、
5回を無失点に抑えた投球はお見事としか言いようがありません。
初登板でも堂々としていましたので、その辺のメンタルもプロ向きですね。
欲を言えば、もう少し長いイニング、6-7回まで見てみたかった気が致します。
球数80球を超えた段階でも、制球が乱れたり、変化球の精度が落ちるような状況に
ならなかったので、長いイニングを投げ切るだけの素質は充分。
今秋と来春のキャンプでどこまで成長するのか、本当に楽しみな投手です。



細川 プロ初打席で初本塁打はスコアボード直撃の3ラン!



細川 成也 外野手(52番) 右投げ右打ち 19歳 1年目
神奈川出身 明秀学園日立高 2016年ドラ5入団 179cm 86kg


まさに規格外のパワーで、スコアボード直撃弾を放った細川選手。
初球、笠原のカーブを空振りした後の2球目、甘く入ったストレートをもののみごとに
振り抜いた打球は、センタースコアボード、「岩崎学園」という広告があるあたりに
ぶち当てました。
凄い怪力ですね。まだ19歳というのに。確かに甘いボールで、まぐれ当たりかも
知れませんけど、あんなところまで打球を飛ばすのは、長距離砲の資質に優れている
証左であります。


今年は1年目のシーズンで、筆者は7月のフレッシュオールスターに出場した細川の
打席を1度だけ映像で見たことがありましたが、ストレートにはタイミングが合わず、
低めのボール球には簡単に手を出してしまう結果だったので、1軍に上がるには
まだまだ時間がかかるだろうと思っていました。
ですので、消化試合に伴う1軍昇格とはいえ、最初の打席でいきなりこういう結果を
出してくれて本当にうれしく思う次第です。


ただやはり、カーブやフォーク、チェンジアップといった縦変化の球種を
苦手にしている点は課題ですので、そこの克服はレギュラーへの絶対条件。
第3打席では、笠原がしつこくチェンジアップを多投して空振りを狙ってきている
ところに、しっかりとボールを見極めて四球を選んでいますので、選球眼も
含めて、弱点の解消に努めていく姿勢は見て取れます。


細川も将来が楽しみなスラッガーですね。左の筒香に、右の細川。
2人の長距離砲が本塁打量産する時代がくることを楽しみにしております。



2番手登板 飯塚 悟史 投手

先発が綾部で、2番手が飯塚。

将来のベイスターズ先発陣の中心となり得る二人の投手リレーに、筆者は
感謝感激であります。
消化試合でこれだけファンを楽しませてくれるベイスターズは、世界一のチームだと
思います。もう感謝の気持ちしかありません。最下位低迷期、リクシルへの身売り
騒動期でも、このチームを見捨てないで良かったなと。心底思いますね。


飯塚の投球ですが、ストレートの最速が144km。球速が伸びてきているのは
いい傾向です。フォークを主体に投げていく投手なので、できればストレートは
速い方がよいですね。その辺に改善の兆しがみえているのが好材料。
まだまだ伸びしろが大きそうです。飯塚も今秋と来春のキャンプでどこまで
成長するか楽しみな存在です。


ということで、右投げの先発候補が育ちつつあるチーム状況に、筆者は
明るい希望を見出しています。彼らのように、ドラフトで獲得して地道に育てて行った
選手だけで、チーム強化を図っていく事が筆者の理想です。


(了)