2017.10.4 DB × D (25回戦:横浜)

横浜DeNA × 中日(25回戦) 横浜スタジアム 18:00
先発:(DB)濵口 (D)阿知羅
スコア:DB 2-1 D 


(責任投手)
勝:濵口(10勝7敗)
敗:阿知羅(0勝1敗)
S:エスコバー(1勝3敗2S)


(バッテリー)
D:阿知羅、又吉ー杉山、武山
DB:濵口、須田、エスコバーー髙城、嶺井
  
(本塁打)
D:近藤1
DB:宮﨑15 細川2


(スターティングメンバー)


【 Dragons 】     【 BayStars 】
(遊)京田      (中)桑原
(中)近藤      (二)柴田
(右)藤井      (三)宮﨑
(一)福田      (左)筒香
(左)松井(佑)   (右)細川
(二)石川      (一)白根
(中)石垣      (捕)髙城
(捕)杉山      (投)濵口
(投)阿知羅     (遊)倉本


本日の視聴環境:TVKテレビ


まず最初にどうでもいい話

ドラゴンズの松井 佑介選手が打席の時に、大根を持って応援している中日ファンが
いましたね。松井が東京農大出身だからだと思いますが、箱根駅伝の応援みたいですね。
野菜の大根をそのまま野球場へ持ち込む根性に敬服いたします。


濵口 10勝到達

7回 95球 被安打4 被本塁打1 与四球1 奪三振11 自責1


7回を近藤弘基のソロ本塁打による1失点に抑える投球で、見事、ベイスターズの
新人では1997年の川村丈夫以来となる二けた勝利をマークしました。
制球難、ストレートの調子が登板試合によって一定しないなどの課題はありながら、
ほぼ1年間先発ローテーションの一角を占めてのルーキー10勝到達でした。
大変に素晴らしい事です。キャンプ、オープン戦から濱口の評価は実戦向きと
概ね好評で、筆者も開幕から先発で使うべきだろうと思っておりましたが、
まさか10勝を挙げるまで活躍するとは想定していませんでした。
来期以降も、ベイスターズ先発陣を引っ張る存在として頑張ってほしいと願います。


さて今回の投球ですが、初回から3回までは、ストレートをきれいに相手打線に
弾き返されるケースが見られました。球速も140-142km程度でしたので、
濵口にしては遅い。再三にわたって弊紙でも指摘している通り、シーズン中盤
あたりから、ストレートの球威が落ちているのが気になります。
今後も先発として安定した働きをするには、ストレートをさらに磨いていく
必要があるでしょう。開幕当初は150km台を連発していましたので、その球威を
取り戻すことが求められます。決して変化球に頼るスタイルに堕してはなりません。


3回の先頭打者、近藤に本塁打を喫してからは、チェンジアップ中心の変化球主体の
投球へ切り替え。濱口にしては珍しく制球が安定していたのは、チェンジアップの
出来が良かったことに起因します。ドラゴンズ打線もベストメンバーではなく、
2軍クラスの選手が名を連ねていた為、多少ボールが甘くなっても、うまく対処
されなかった点もいい方向へ働きました。
特に7番サードスタメンの石垣は、19歳の新人野手。濱口に対し3打席連続三振を
喫しましたが、真ん中近辺に入って行ったチェンジアップにも対応できていません
でした。


細川 決勝2号本塁打


きのうに引き続いて、19歳の新人が大きい仕事を成し遂げました。


1-1のタイスコア。5回裏の先頭で迎えた打席。
カウント1-1からの3球目、中日先発の阿知羅が投じた外角への138kmストレートを
ライトスタンドへ運ぶ決勝のソロ本塁打。


いやー、ビックリしましたね。まさか二日続けてホームランを打つとは
思いませんし、逆方向へ大きな打球を飛ばすのは、天賦の才がなければ
できないことなので、恐れ入りました。まだ19歳でしょう?これから努力を
重ねたらスケールの大きい打者に育ちそうで本当に楽しみ。


現状は、外角のストレートしか打てない感じですけども、打席の中で、
低めのボール球には絶対に手を出さないという意識も見て取れるし、
課題を克服しようという強い気持ちが表れているのがいいですね。
ただ、低めのボールを意識し過ぎると、思い切りの良さの低減につながる危険性
がありますので、まずは三振を恐れずに、強く振り抜くことを考えて
打席に立ってほしいですね。



須田投手の復活は如何に?


CSに向けてリリーフ陣の一角を占められるかどうかのテストを踏まえた登板ですね。


今回のドラゴンズ戦は2試合に登板して、無失点に抑えましたけど、
ボールの出来はどうだったかというと、ファーム落ちの端緒となった6月の交流戦
(対マリーンズ)で精彩を欠いた投球をしたときと、そんなに変わらないかなという
印象です。


やはりストレートの威力が去年と比べて落ちた状態を引きずっています。
球速も最速で141km あとは135kmが平均でしたから、今回で言えば京田に
中安打を簡単に打たれています。
ストレートが手元で伸びるのではなく、ベース版付近でお辞儀をするような
ボールなのが気になります。カーブやシンカーといった変化球は、まあ良かった
ですけども、その変化球を有効に活かしていくにも、ストレートの走りが
優れていなければなりません。
ちょっと現状では、CSでの戦力として見込むには厳しいと思います。


ということで、試合後レビューは以上となります。
対中日の消化ゲーム2試合も、充分に楽しみました。
これをもちまして、ベイスターズのレギュラーシーズンは終了です。
筆者にとって、プロ野球を見るにあたって、何が一番楽しかと言えば、
将来に希望が持てる選手の台頭を目にすることですね。それを再確認した
今回の2連戦でした。


(了)