マルハ大洋スポーツ(ストーブリーグ突入版)

                       
                       
                       

FA移籍(阪神→横浜DeNA)前田大和選手について


大和選手 横浜DeNAベイスターズへようこそ!
筆者は来シーズン、ベイスターズの内野手としてグラウンドを縦横無尽に
駆け回る大和選手を全力で応援して参ります。
というか、タイガース在籍時から「素晴らしい選手だなー」と思っておりました。


筆者はFAでの戦力補強には懐疑的な意向を持っておりますが、この選手だけは別。
遊撃手としての守備力が球界随一、また、内外野どこでも守れる点からも、
ベイズターズの弱点であった控え内野手の層の薄さを一挙に改善してくれる
存在ともなります。
飛雄馬や山下幸輝は伸び悩み(両者とも来期確実に控え野手として、常時1軍に
在籍しているというイメージが湧かない)
松尾大河、狩野行寿は来期2年目ゆえに、まだまだ戦力として見込むには時間が
かかりそう。
その点を踏まえると、FAという手段を使ってでも、実績のある大和選手の補強は
チームにとって欠かせなかっただろうと思います。


3年契約(推定)3億円という金額も、彼のユーティリティ性や遊撃の守備力を
鑑みれば妥当な範囲。投手の補強と違って、計算も立ちやすいし、大和選手の
野球に対する真摯な姿勢を考慮すれば、大金をもらって手を抜くようなバカな
真似は絶対にしないはずです。
何よりも30歳になって、両打ちに取り組む(そして成功した)向上心は
並大抵のものではありません。そういう選手ですからね、遊撃のポジションを
倉本から奪い取って、フル出場目指すつもりで頑張ってくれると思います。
そしてそれが、チーム内の激しい競争につながって、選手個々のレベルアップに
結実されることを願っております。


また金額面では、タイガースも同程度の金額を提示していたと思われ
(その辺のいきさつは報道で経過を追っていたわけではないので分かりませんが)
あくまで、出場の機会を求めての移籍。マネーゲームではないという観点からも
今回のFA移籍、補強はフェアな流れではないかなと思っております。


あまり評価の芳しくない打撃面はどうでしょうかね。
筆者個人としては、タイガース在籍時の大和選手は、ベイスターズ戦では
好機で良く打っていた記憶があるし、そうではないときも、クリーンヒットを
放つ場面の目にしているので、言われているほど打撃は悪くないかなという印象です。
ただ好調を維持する期間が短いですね。技術面よりはスタミナ面で問題が
あるように見えますけど、常時出場を目指すならそこがウィークポイントか。


さて、大和選手が抜けてしまうタイガースについても余計なお世話ながら
言及させて頂きますと、確かに内野の要が不在となるので、チームにとっての
痛手は小さくないものと思われます。
ただし、遊撃ならば、北條選手や糸原選手の定位置争いをさらに激化させる
必要があるでしょうし、そこでキャンプでの猛練習で能力向上を促す動機づけに
つなげていかねばなりません。
内野の控えという点では、今季ベイスターズを退団してタイガースへ加入した
山崎憲晴選手が、体調さえ万全ならば(2015年に負った大怪我がネック)
充分に内野のユーティリティとして常時1軍ベンチに置いておける存在となります。
あと二塁なら、森越や若手の植田海選手もいますからね。
また、遊撃手の層を厚くするならば、ベイスターズからの人的補強他、
ライオンズの永江恭平選手をトレードで獲得する事を検討するなどしていけば、
課題解決につながっていくのではないかと思っております。


(了)