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ウルトラベースボール実名版 3 (SFC)

ウルトラベースボール実名版 3
機種:スーパーファミコン
メーカー:カルチャーブレーン
ジャンル:野球ゲーム
発売日:1995年11月某日


カルチャーブレーン特集 第2弾

何の因果があって連日にわたり「カルチャーブレーン」社のゲーム記事を書いて
いるのか、当の本人も分かりませんが、まあ他に話題もありませんで続けさせて
もらいました。そんで「ウルトラベースボール実名版3」を取り上げます。


このソフトについては、1996年の3月頃かな、大学1年の冬期休暇中に
「シーター」という数学の記号みたいな名前のゲームショップにて¥4,980で
買ったことを記憶しています。なぜそんな昔のことを覚えているかと言うに、


クソつまんなくて、買って損したから!


なんですね。ええ。



一応、当時の野球ゲームの標準であった種々のモードは揃っています。



これによって難易度が上がるわけでは無し。
打撃の操作に「高 中 低」の高さの概念が加わるとは言っても、
投手が投げるボールの体感速度が極めて低いので、簡単にバットに当てることが
できる。そんな事よりも


そもそもの大問題は、極端な「投高打低」のゲームバランスにより、
プレイヤーもコンピュータも安打性の打球を放つことがほとんどなく、
勝負の緊張感を全く味わえない事ですね。


今回のソフトに限らず、この時代にスーパーファミコンで発売された多くの
野球ゲームにありがちな特徴でした。例えばハドソン社の「スーパーパワーリーグ」
シリーズなんかもそうでしたね。1993年から年度ごとに1~4まで出ている。
筆者は懲りずに全て買ってしまいましたが。


まあ、今考えてみれば、スーパーファミコンの野球ゲームで辛うじて出来が
良かったのは、コナミの「実況パワフルプロ野球」シリーズくらいでしたね。
これはこれで「3」以降は、ストレートのタイミングが合わせ難くなって、
バランスを欠いた点は否定できませんけど。



1995年のプロ野球データ収録

ゲームタイトルにもあるように、球団と選手名は日本野球機構の許諾を
得ているので実名収録でした。




横浜対ヤクルト戦で試合開始



こちら、1995年の横浜ベイスターズ投手陣
シュワーズという外国人投手が全く使えずに、シーズン途中からバークベックが加入。
そこそこ活躍した印象あり。7月の対巨人3連勝にも貢献したはず。
翌96年はダメだったけど。
野村弘樹は94年に続いて絶不調で、大半を2軍で過ごしていたように思う。
あとは、貴重な左腕投手だった岡本透を放出して、日ハムの松浦宏明とトレード
なんてのもありましたね。これもシーズン中の6月頃。全く意味なしで終わる。



1995年の横浜ベイスターズ野手陣
なぜか、鈴木尚典がライト、ブラッグスがレフトの守備位置になっている謎仕様。
さらに鈴木尚典は右打ちにされてしまっている。細かいところでの誤りが少なくない。



余談ながら

この年、1995年はベイスターズの試合を観に2-3回は神宮へ行っていたと思う。
その時のチケット半券が一部残っていましたのでアップします。


1995年8月30日 ヤクルト対横浜(神宮)
先発は横浜が斉藤隆、ヤクルトは吉井理人だったか、テリー・ブロスだったか忘れた。
試合は1-0で横浜の勝利。斉藤隆が完封したのか、最後は大魔神が締めたのかも
忘れてしまいましたが、6番ライトでスタメンだった佐伯が2本の二塁打を打ったの
だけは鮮明に覚えております。あと髙橋雅裕がショート守ってた。



ゲーム画面





判定にクレームを付ける打者の姿勢とかどうでもいいところに
こだわっている。



ホームラン時の画面
なんか満員電車の乗降口から降りてくる群衆のような絵ですな。


ついでにこのゲームには、しょぼい実況機能が付いています。
ホームラン性の打球が出ると
「打ったー 大きい こりゃどうだ」とブツ切りにしてマヌケな音声が発せられます。



試合終了 ゲームセットの文字が画面上部をグルグルとスクロールする
アホ機能付き。
スコアーをご覧頂くと分かる通り、ゲームバランスが異常なほど「投高打低」
により、両軍ともほとんど点が入りません。
グラフィックとかBGMについては、そんなに悪くはないのですが、
肝心の野球部分がね。しっかりと創り込まれていないので、とてもではないが
遊べる代物ではありませんでした。


(了)