マルハ大洋スポーツ

                       
                       
                       

読書リスト(2018年1月分)

「昭和陸軍全史1 満州事変」
版元:講談社(講談社現代新書)
著:川田稔
ISBN:978-4-06-288272-9
定価(本体)¥1,000+税



「カルマ真仙教事件(下)」
版元:講談社(講談社文庫)
著:濱嘉之
ISBN:978-4-06-293786-3
定価(本体)¥660+税



「昭和陸軍全史2 日中戦争」
版元:講談社(講談社現代新書)
著:川田稔
ISBN:978-4-06-288289-7
定価(本体)¥1,000+税



「昭和陸軍全史3 太平洋戦争」
版元:講談社(講談社現代新書)
著:川田稔
ISBN:978-4-06-288319-1
定価(本体)¥1,200+税



「維新の肖像」
版元:KADOKAWA(角川文庫)
著:安部龍太郎
ISBN:978-4-04-106456-6
定価(本体)¥760+税



「大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争」
版元:幻冬舎(幻冬舎新書)
著:辻田真佐憲
ISBN:978-4-344-98425-7
定価(本体)¥860+税



「日本の領土問題 北方四島、竹島、尖閣諸島」
版元:角川書店(角川oneテーマ21)
著:保阪正康・東郷和彦
ISBN:978-4-04-110162-9
定価(本体)¥762+税



「西郷隆盛はどう語られてきたか」
版元:新潮社(新潮文庫)
著:原口泉
ISBN:978-4-10-121096-4
定価(本体)¥550+税


※今月は以上8点の書籍を読破しました。


「昭和陸軍全史1-3」は、満州事変から日中戦争、太平洋戦争に至るまでの経緯を
政治の面から詳細に描いた概説集。この時代の為政者は、軍部の暴走を招いたことで
とかく批判にさらされるケースが少なくないが、この書籍を読む限り、当時の陸軍中枢に
いた者は、思いのほか正確に国際情勢を把握しており、また、軍拡を防ぐために
出来得る限りの最善を尽くした点は改めて評価し直した方がよいのではないかと思った
次第。


「維新の肖像」と「西郷隆盛はどう語られてきたか」は、明治維新150年を迎える
にあたって発行されたと思われる書籍で、前者は維新の立役者を批判的に見る立場から
当時の資料に沿って描いた小説で、後者は西郷隆盛の人となりや功績を好意的に捉えた
論評などを収集して紹介・解説しており、双方で対照的な内容をもっている。
これはあくまで私自身の見解だが、明治維新というのは日本に西洋文明の近代化を
もたらした画期的な革命であり、江戸無血開城によって穏当な政権移譲が図られた
点ばかりがクローズアップされるが、そこに至るまでの経緯、また、それ以降の
戊辰戦争に至るまで、多くの血が流された点は見逃されてはならないと思う。
その意味では「明治維新」はれっきとした暴力革命であり、手放しに礼賛するのは
宜しくないと考えます。


(了)