無題(旧:マルハ大洋スポーツ)

                       
                       

92. 山村美紗サスペンス・京都龍の寺殺人事件 (FC)

山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件
メーカー:タイトー
ジャンル:アドベンチャー
発売日:1987年12月11日


冒頭の画像にあげました通り、なぜかカートリッジの現物が手元に残っておりました。
10年くらい前ですかねー、営団地下鉄銀座線の末広町駅近くにあるレトロゲーム
ショップ「フレンド」という店で、300円くらいで買いました。
その店は雑居ビルの2階にありまして、1階は現在、500円で「うな丼」が食べられる
「うなどんどん」というお店になっているようです。


で、当ゲームとの遭遇は、さらに遡ること中学校2年生時になりますが、クラスメート
のテルシー・中居君(仮名)に借りました。テルシーの由来は、当時、日本ハム
ファイターズにドラフト1位入団した中島輝士選手に顔がソックリだったことに
よります。同じ学年には中居姓がもう一人いまして、そちらはボケット・中居君
(仮名)と言いますね。ボケット君にはいずれ登場頂くとしまして、テルシー中居君は
周りを田んぼで囲まれた一軒家に住んでたなー。ファミコンカセットライブラリの
充実ぶりは凄かったので、ゲームソフトの拝借に大変お世話になりました。



2時間もののサスペンスドラマ仕立てのゲーム

と表現したらいいんでしょうかね。むかし「火曜サスペンス劇場」という2時間
ドラマがテレビで放映されていましたけど、見た事はないです。ドラマ嫌いだから。
あーでも、子供の頃はなんとなくチャンネルを回している間に、断片的に見たという
ことはあったかもしれない。
覚えているのは、布施明というメガネをかけたイケメン優男俳優がいるのだが、
今はもう70歳くらいのジジイになってますね。その布施明が、階段の上から、
ボケ老人と化した婆さんを突き落として殺害しようとした場面。
婆さんは結局死にはしなかったのだが、突き落とされた階段下から布施明の事を
睨み付けた顔が鬼気迫っていて恐ろしかったな。それにしても、メガネをかけた
イケメン優男である布施明も、いくらドラマ上の役柄とは言え、認知症の婆さんを
突き落とすなんて随分と残酷な事をするではないか!けしからんなーと思ったね。
ただし、筆者の記憶は曖昧なので、そんなドラマは無かったのかも知れぬ。
つーか、布施明は歌手だったな。別人の役者だったら申し訳ない。



さてゲームの方ですが、まずは、竜安寺というお寺の敷地内で、女性の他殺体が
発見されるところから始まります。



事件は京都の由緒ある名士「オサワ家」を舞台に進んでいきますが、まあ、いわゆる、
大金持ちの家でしょ。遺産相続を巡るドロドロの泥仕合というありがちなテーマですね。
ただこのゲーム、「オサワ家」の登場人物が多数出てくるが、列挙すると、
オサワ・ユリコ、オサワ・ミナコ、オサワ・ナミコ、オサワ・ミナオ、オサワ・フジ、
オサワ・ゲンゾウと6人も出てくるから、捜査の段階でワケが分からなくなる。



捜査におけるコマンド選択は、アイコンによる。一見操作がシンプルに見えるが、
コマンド選択の「階層」が煩雑過ぎて非常に遊びづらい創りになっている。
例えば、捜査の基本である「聞く」を行うと、


聞く→誰に聞きますか?→A氏→何を聞きますか?→ひと
            B氏          その他→何を聞きますか?   
            C氏


→じけんのこと
 おさわ家
 きづいたこと
 アリバイ


まあこんな形で、一つの事例を聞き出すのに、これだけのコマンドを選択させる。
時間の無駄であり、ストレスはハンパないですね。
しかも事件に関係する登場人物もかなり多いので、それらに対する情報収集を
行おうとしたら、大変な作業になるわけです。



しかも、おさわ家には、こんな怖い顔をしたオバサンたちが登場するし、
ゲーム中のBGMも凄く暗いので、気持ち悪くなって遊ぶ気力が速攻で失せた筆者は
早々とゲームソフトを持ち主に返却差し上げました。


(了)