マルハ大洋スポーツ

                       
                       
                       

95. 目指せパチプロ・パチ夫くん (FC)

目指せパチプロ・パチ夫くん
メーカー:ココナッツジャパン
ジャンル:テーブル・パチンコ
発売日:1987年12月18日



電源を入れてスタートボタンを押下すると、パチ夫くんが浮遊式のスクーターに
乗ってパチンコ店へ向かいます。


このゲームソフトを借りたのは、筆者が高校2年の時、1992年の事でありますが、
学校帰りに「蒲田の西口どっきりカメラ君」(仮名)家へ訪問したら、これ面白いから
持ってけ言うんで、遠慮なく持って帰って遊びました。


蒲田の西口どっきりカメラ君とは(長いので以下、カマタと省略)幼稚園、小学校、
中学校、高校と全て同じ学校へ入学しました。筆者は同一市内で1回引っ越しを
しただけであり、かつ、小、中、高校と地元の公立に行きましたから、
こういう事例もあるわけですね。


カマタとは高校2年と3年の時に同じクラスになりましたけど、その時は特別に
仲が良かったわけでもない。その頃のカマタは、休み時間になると「電卓」を
持って無意味に教室内をウロウロするんで、なんかね、妙だったんだ。
しかし、小学校3年と4年の時は、頻繁にカマタん家へ遊びに行きましたねー。
というのも、カマタの弟であるハチロー君(仮名)が電車大好き人間で、
Nゲージという鉄道模型をいっぱい持ってたから、それで遊びたかったことも
あって訪問したんですね。
ハチロー君は次男であるはずだが、何故にハチローだったのかは非常に謎である。
謎と言えば、カマタ家には、引き出しを閉めると別の段の引き出しが勝手に開いてくる
タンスがあって、初めて見たときはビックリした。



これが府中タンスの技術


イメージとしてはこんな感じだが、心霊現象かと思ってぶったまげたわけだよ。
当時はまだ筆者も小学生だからね。


それはそれとして、絨毯の上にNゲージのレールを繋いでいって、精巧に出来た
車両を走らせる鉄道模型は面白かったなーと思う。
前照灯が付いている車両もあったので、カーテンを閉めて走らせると、夜汽車を
彷彿とさせる光景が展開したから、その点も印象深い。


そうやって楽しく鉄道模型に興じていると、時間が経つのも早いですが、
夕方5時くらいになると、カマタの父ちゃんが入ってきて「そろそろ片付けろ!」と
言う。
しかし、筆者はじめ、カマタもハチローも腰が重いから、なかなか片づけない。
そうすると業を煮やしたカマタの父ちゃんは、「そーら!そとだも片付けろ!」
とか「ハチローもボケッとしてないで片せ!」とか言って、ハッパかけるのだが、
1度だけ筆者は、みんなの隙を窺った上で、片づけないで黙って帰ってしまった
ことがありますね。そういうクダラナイ事をやるから、ロクな大人にならなかった
のだが後悔はしていませんね。


そんでもって翌週の日曜に、素知らぬふりをしてカマタ家へ訪問したら、
カマタの父ちゃんが待ち構えていて、
「そとだ!お前こないだ片づけをしないで勝手に帰っただろ?」
「いいえ、片づけましたよ」
「ウソをつけ! オジサンはなあ! 怒るとなあ! ムシャクシャ怖いんだぞ!」
と言って、ギュッギューっとオレの首を絞めてくるんだなー。これには参ったし、
苦しかった。


カマタの父ちゃんは、その後、一級建築士になって個人事務所を開くくらいの
有能な方だったが、当時は、建設会社のサラリマンだったような気がする。
ただちょっと暴力的な人だったが、筆者が遊びに行けば必ず、チョコレートが
コーティングされたビスケットを2枚くれたから、いい人でもあったのだ!
年中腹を空かせていた筆者は、カマタ家のオヤツで生き延びたようなものなので、
命の恩人ということもできるだろう。


他にカマタ家のトピックと言えば、カマタが父ちゃんに「エアーガン」を
買ってもらったことがあって、たまたまその時に筆者も遊びに伺っていたんだけど、
カマタがそのエアーガンを、部屋の中で撃ちまくっていたら、買ってから1時間も
経たないうちに壊れてしまったらしく、ドライバーを使ってカマタが泣きながら
修理していたことが目に焼き付いています。
筆者は大変にシニカルな性格なので「買ってすぐぶっ壊れたザマーミロ」という気分
があったのは勿論ですが、一方で、常日頃からカマタはヌボーッとした性格で、
喜怒哀楽を表さない子だったので、そんなのが泣いたりするんだと感心した記憶が
ありますね。


以上、大変長くなりましたが、毎度おなじみの当時友人トピックは終了です。



さて今回のゲーム「パチ夫くん」は、パチンコ店で規定台数を「打ち止め」
していくのが目的です。一つの店で何台かのパチンコ台を「打ち止め」すると
その店舗はクリア、別の店に移ってチャレンジします。



こうやってホールにいる客に会話して、出玉の多い機種を聞き出すのも重要。
だが、一部、日本語が変なのがあるのはいかがなものか。
「ぼくは がくせいの とうだい だよ」×
「ぼくは とうだいの がくせい だよ」ではないのか?



パチンコゲームとしては良く出来ていて、なかなか面白いですねー、
しかし、ファミコンの世界で出玉がたくさんあっても景品をもらえるわけではないので
その点はちょっと面白くないと思いました。


(了)