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103. 燃えろ!! プロテニス (FC)

燃えろ!! プロテニス
メーカー:ジャレコ
ジャンル:スポーツ
発売日:1988年4月15日



ジャレコ社発売のカートリッジが縦長にバカでかい仕様に切り替わったのは、
おそらくこのタイトルが最初ではなかったかと思います。


今回の「燃えろ!!プロテニス」に関しては、中学校2年生の時でしたかね、
肥溜めマルジ君(仮名)に借りました。代わりに貸してあげたのは「燃えろプロ野球
88決定版」でしたが面白くなかったと言っていました。


肥溜め君は前回、100回目「鉄腕アトム」の稿でもご登場頂きましたので、今回は
2度目の登板ですな。
小学校5年の秋ごろに兵庫県から転校してきた子で、5年と6年はクラスメート。
顔の形が横長の楕円形をしていたから、要するに「平べったい」顔だちだな、
中学校の強制校則「丸刈り」頭が全然似合っていなくて可哀想だったねえ。
しかしあれだ! 最近だったら大問題になる「丸刈り」を強いる校則は、人権侵害以外の
何物でもないな。我々はそれを不満に思いながらも甘んじて受け入れていたし、保護者も
それが「当たり前だ!」という風潮があったから全く情けない話である。


で、中学校3年間は同じクラスではなく、高校も別のところへ進学したが、高校卒業後に
肥溜め君が再び関西方面へ引っ越されるまで、家が近かったせいもあり、ゆるやかな
交流は続いていました。高校生のときは何度か野球観戦に行っている。一回、肥溜め君
の父親の勤務先が「都市対抗野球」に出場したというので、東京ドームへ行ったことも
あったなー。まだバブルの余韻が残る1993年の夏だけど、内野席の前方でシンバルを
ジャンジャカ叩きながら陽気に応援している奴がいたようないなかったような。
記憶がおぼろげですが、とにかく応援風景だけはやたらと賑やかでうるさくて
閉口しました。


さて話をゲームソフトを借りた時点に戻りますが、筆者が肥溜め家に足を運んだん
ですね。彼は神経質過ぎるのか、用心深いのか、はたまたタダのバカ野郎なのか
分かりませんが、玄関のインタフォンを鳴らして出てくるときに、玄関の扉を
3センチくらいしか開けないんだな。これではまるで、悪質セールスマンに応対
しているような体裁ではないか! これには驚いた。いっつもそうなんだ。
細く開けた玄関口から、左目だけでこちらを凝視して、しかも会話を家族に
聞かれるのが嫌なのか、小さい声でボソボソと要件を喋る。スパイのやりとりじゃ
あるまいに。これにも参った。しかも「燃えろ!! プロテニス」を借りた時は、
「壊さないでね、壊さないでね」と何度も何度も30回くらいかな、念を押すんだよ。
これには開いた口が塞がらんかった。よほど筆者の事が信じられなかったんだね。
まあ当時の筆者は頭が悪くフザケタ言動が多かったので仕方がないですが、
ファミコンカセットをぶっ壊すほどの愚か者では断じてない! 



ゲームの方ですが、テニスプレイヤーを一人選んで、他の7名との勝ち抜き大会と
なります。
選手名は架空のものになっていますが、キャンドル(イワン・レンドル)
マケンドー(ジョン・マッケンロー) ゴネルズ(ジミー・コナーズ)しか
分かりません。 ハンバーグって誰?





コートも3種類(屋内、クレイ、グラス)から選択できます。
観客の歓声、ラケットでボールを打つ音、審判のジャッジメントは「音声合成」で
実際に近い音が流れるので臨場感があって良いですね。



テニスゲームとしては、良く出来ているのではないかと思います。
サーブとかやり易いし。対コンピュータのトーナメント戦では2戦目以降の
対戦相手がやたらと強くなってくるので、筆者の腕前では1回戦を突破するのが
やっとでした。


(了)