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111. ベストプレープロ野球 (FC)

ベストプレープロ野球
メーカー:アスキー
ジャンル:プロ野球シミュレーション
発売日:1988年7月15日



プロ野球シミュレーションゲームの草分け的存在




セリーグまたはパリーグ6球団のチームデータを作成し、最大130試合の公式戦を
シミュレートできるという、当時のプロ野球ファンには夢のようなソフトでした。


筆者も当然、発売当初から喉から手が出るほど欲しかったわけですが、同時期発売の
「スーパーリアルベースボール」を購入してしまった為にスルー。
同年10月に後期ロットとして発売された「新データ」版も、しばらく入手困難に。
ちょうどその頃、歯の治療でお茶の水に通っていた為、その帰りに秋葉原へ寄っても
売り切れでした。


自分では入手できませんでしたが、翌年、中学校2年時のクラスメート、テルシー
中居君(仮名)に借りることが出来て、ようやく遊ぶことが出来ました。
借りた時は1989年の5月頃だったかなー、新生なったダイエーホークスで采配を
振るおうと思い、パリーグ編で進行。


こんなチームデータをつくった記憶があります。
ユニフォームの色も茶色へ変更。
89年までは、監督も杉浦忠さんだったし、南海色が残ってたので応援していました。
しかし、90年に田淵さんが監督になってからは、徐々に心が離れて行ったなー。
決定打は、93年オフに佐々木、村田、橋本武広を西武へ放出した時期。これ以降、
ホークスは応援していません。






で、6球団分のパリーグデータを入力して公式戦を始めてみましたが、20試合ほど
消化した時点で、特定の選手が期待通りの成績を残せない点に嫌気が差して、
止めてしまいました。


2度目は、同じく当時のクラスメートだった、こばてつバッファローズ君(仮名)
に借りました。筆者に「ドラクエⅢ」レベル99セーブデータを消されてしまった
子ですね。彼もどういうわけか、プロ野球ファンになってしまい、地元スーパーの
催事場に、期間限定で店を開いていた中古ファミコンショップで「ベストプレー
プロ野球」の中古ソフトを買ってました。箱・説無しで¥3,000くらいと言ってた。
まあ、特定の人気があったゲームだし、発売後1年程度では、そんな金額でしょうね。


こばてつ君は、セリーグ30試合制の公式戦に設定して、タイガースで参戦。
シーズン途中で、チームデータをインフレ改変させて優勝まで導いたようです。
そしてもう要らなくなってしまったようで、筆者も長期間借り続けた挙句、
¥500で売ってもらいました。この時はセリーグ編のデータを入力して、横浜大洋
ホエールズで始めましたが、ゲームの特性として、右打席のアベレージヒッター
タイプの選手は、成績が伸びにくいようで、パチョレック選手や銚子選手の打率が
1割台に低迷するのに嫌気が差して、途中で止めてしまいました。
そして翌年には、バージョンアップ版の「ベストプレープロ野球Ⅱ」が発売されまして、こちらは発売してすぐに筆者は新品で入手しました。
よって旧バージョンのソフトは、中古屋に売り払ってしまいました。


3度目は、高校3年時のクラスメート、ニカウ式ブッシュマン・トミタニ君(仮名)
に¥100で売ってもらいました。今現在、手元に残っている現物ソフトがそうです。
これは筆者がバージョンアップ版の「ベストプレープロ野球Ⅱ」と「ベストプレー
プロ野球90」の双方を所持していながら、「もう遊ばない」とばかりに、自宅納戸の
奥深くにしまいこんで、どこへやったか忘れてしまったんですね。
そんな中で、高3のある時期に、無性にベストプレープロ野球が遊びたくなってしまい、
トミタニ君に初代のソフトを売ってもらった次第。
この時は、1993年のセリーグデータを入力して、横浜ベイスターズで采配。
60試合制にして最後までペナントレースを進行させました。
右のアベレージヒッターが不利なのは相変わらずで、ロバート・ローズ選手が
打率2割5分台と低迷。1番打者も不在のシーズンで、大川隆哉とか山崎賢一を交互に
起用して苦労した記憶が。順位は4位だったかなー。開幕の巨人戦で、野村弘樹を
先発させて9回までノーヒットノーランやったんだけど、横浜も攻撃が点を取れずに
「0」行進。延長に入って10回裏、原辰徳にサヨナラ本塁打を打たれて負けた試合。
これはよく覚えています。
実際のプロ野球シーズンの半分という60試合制とはいえ、最後まで遊びきったので、
「ベストプレープロ野球」の面白さを正しく理解できるようになったのは、高校生に
なってからだと思います。





ゲームとしましては、何度も指摘している通り、右打ちで鈍足で打率は稼げる
タイプの選手が良い成績を収め辛い、全体的に投手が有利のゲームバランスなど
欠点も無くはありませんが、チームデータも年度ごとに自由に作成でき、監督として
采配を振るったり、全球団をコンピュータにして、集計されてくる成績を楽しむ等、
いろんな遊び方ができるのがいいですね。筆者はいまだにフルシーズン(130試合制)
で遊びきったことがないので、今度時間があったら1980年代のプロ野球データを入力
してチャレンジしてみようと思いながら実行に移せていません。


(了)